衝撃8位惨敗“4回転の神”マリニンの敗因探しに心理学者まで登場…「やらねばならない。人々を失望させてはいけないの思いが強すぎた」メンタル強化に日記を推薦
「金メダルを期待されて戦うことには不利な面もある。周囲から大きな期待をかけられ、人々を失望させてはいけないという強いプレッシャーを背負うことになるからだ。一方でその重圧を力に変え、懸命に目標へ向かい競争の中に自ら飛び込んでいく選手もいる。多くのアスリートが『挑戦者のメンタリティー』について語るのは、まさにそのためだ。今、彼は混乱し打ちのめされ、どこか恥ずかしさも感じているように見える。私はその姿に胸が張り裂ける思いだ。多くの人は公の場で失敗するかもしれないという恐怖を抱えながら戦うことの重さを、なかなか理解できないだろう。限界に挑み、目標に向かって進み続ける人たちを、私は心から尊敬している。彼はすべてを出し切った」
博士はマリニンの戦いを評価した。
まだ21歳のマリニンは4年後のフランス・アルプス五輪も引き続き、金メダル候補として君臨するだろう。
博士はメンタルを強化するための対策をこう提案した。
「これから先を考える上で道は2つある。ひとつは助言やアドバイスをくれる専門家を集め、何が起きたのかを冷静かつ公平に振り返ること。客観的に状況を見つめ直すアプローチだ。もうひとつはコーチや周囲の人達の力を借りることだ。ただ出来事を語ったり問い直したりするだけでなく、経験のすべてを共有し、深く理解していく場を持つことが大切になる。彼が本来の自分を取り戻す上で、ファンや周囲の支え以上に大きなものはない。だからこそ、日記をつけたり自分の内面をじっくり振り返ったりする作業は大きな力になる。これから彼には、多くの質問やインタビューが押し寄せるはずだ。五輪で何が起きたのかを問われ続けるだろう。私は、彼が仲間とともに自己発見の過程を歩み、自分自身の言葉で真実を語ってくれることを願っている」
博士はそうメッセージを送った。
五輪の借りは五輪でしか返せない。

