• HOME
  • 記事
  • 五輪スポーツ
  • カーリング日韓戦の黒星で「もう後がなくなった」…韓国メディアは「番狂わせが起こることはなく順当に勝利した」と論評…強豪カナダ、北京五輪金の英国が待ち受ける
韓国に敗れて4敗明で後がなくなったスキップ吉村紗也香は「この負けは悔しい」(資料写真・ロイター/アフロ)
韓国に敗れて4敗明で後がなくなったスキップ吉村紗也香は「この負けは悔しい」(資料写真・ロイター/アフロ)

カーリング日韓戦の黒星で「もう後がなくなった」…韓国メディアは「番狂わせが起こることはなく順当に勝利した」と論評…強豪カナダ、北京五輪金の英国が待ち受ける

 ミラノ・コルティナ冬季五輪のカーリング女子1次リーグ第5戦が15日、コルティナ・カーリング五輪競技場で行われ、世界ランキング5位の日本代表フォルティウスが5-7で同3位の韓国代表に競り負け、通算1勝4敗で9位に後退した。上位4カ国が進む準決勝へもう後がなくなる痛恨の黒星。韓国メディアは「番狂わせが起こることはなく順当に勝利した」と報じた。

 スキップ吉村「まだまだあきらめない」

 もう後がなくなった。
 5-6で迎えた最終第10エンド。スチールで同点を狙う先攻の日本の戦略を、後攻の韓国の正確なショットがことごとく阻止する。吉村が鮮やかなドローショットを成功させて、No.1ストーンをハウスの中心に置いた直後。韓国のラストショットで、スキップのキム・ウンジ(36)がテイクアウトを完璧に成功させ、日本に代わってNo.1ストーンを獲得した瞬間にフォルティウスの敗戦が決まった。
 前日の米国代表戦に続く痛恨の連敗。通算成績で1勝4敗と参加10カ国中で9位にまで後退し、上位4カ国が激突する準決勝進出へ後がなくなった状況になっても、フラッシュインタビューに応じた吉村は必死に前を向いた。
「前半は私の最後のショットがうまくフィニッシュできなくて、2点のビハインドになってしまいましたけど、その後もみんながショットをつないでくれて2点を取ることができて、そこからすごくクロスゲームが続いた中で、8エンド目に最後をうまく決め切れなかったところで相手にビッグエンドがいってしまいました。あきらめずに自分たちも最後まで形を作りながらゲームを運んでいたので、この負けは悔しいですけど、またまだあきらめずに次の試合へ向けてまた準備を進めていきたい」
 吉村が振り返ったように、第2、第3エンドで吉村のラストショットが精度を欠いて韓国が連続スチールを許した。しかし、2点のビハインドを背負った第4エンドで、奮起した吉村が7投目でテイクアウトショットを、最終8投目ではドローショットをそれぞれ完璧に成功させて同点とすると、その後は一進一退の攻防が続いた。
 3-3で迎えた第8エンド。韓国のサード、キム・ミンジ(26)がダブルテイクアウトを連発するスーパーショットを披露する。一気にNo.1からNo.3のストーンまでを独占される苦境から脱出できないまま、一挙3点を失うビッグエンドを作られた。
 今大会の韓国チームは、リザーブを含めた5人の名前やニックネームがすべて「ジ」で終わることから「5G」の愛称で親しまれている。韓国三大紙のひとつ『中央日報』は「5Gが日本を圧倒した」と3勝2敗と白星を先行させ、デンマークともに4位タイに浮上した韓国の快勝をこう伝えた。
「銀メダルを獲得して国民の間に熱狂を巻き起こした2018年の平昌大会以来、8年ぶりのメダルが近づいてきた。このときは『メガネ先輩』の愛称で親しまれたキム・ウンジョンに率いられるチーム・キムが、準決勝で藤澤五月に率いられる日本のロコ・ソラーレを延長戦の末に8-7で振り切った。今回の宿命対決ではメンバーに3人の『キム』がいる5Gが、吉村紗也香に率いられるフォルティウスに快勝した」

 

関連記事一覧