ギリギリ間に合った!ラスベガス“聖地”WBA世界戦4日前に平岡アンディのビザ問題が解決して緊急渡米へ…34年ぶり快挙なるか
プロボクシングのWBA世界スーパーライト級1位の平岡アンディ(29、大橋)がビザの問題で21日(日本時間22日)に米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われるWBA世界同級王者のゲイリー・アントアン・ラッセル(29、米国)との世界戦に向けて渡米できない状況が続いていたが、18日にその問題が解決、明日19日には渡米できる見込みとなった。今日ビザの問題が解決しなければ中止の決断を余儀なくされるところだったが、タイムリミットギリギリで間に合った。平岡が、日本人には壁となっていたこの階級を制すれば1992年にメキシコで王座を獲得した平仲明信氏以来、34年ぶり4人目の快挙となる。
ジムメイトの力石政法もエール
ギリギリ間に合った。
ビザの問題で試合を4日後に控えて渡米できなかった平岡の問題が18日に解決した。20日の前日計量までに間に合わねば、中止となるところだったが、19日には渡米できる見込みで現地時間18日には決戦の地のラスベガス入りできることになった。
大橋秀行会長が人脈を駆使して関係各祖に働きかけた努力が実った。タイムリミットギリギリの綱渡りだった。
この日、4月13日に後楽園で再起戦を行うことを発表したジムメイトの力石政法も「アンディがいけることになって本当に良かった。期間が短いので時差調整が心配だけどなんとしても勝って欲しい」と安堵しエールを送った。
試合まで4日間で時差ボケを解消できるかという懸念は残るが、平岡は、ラスベガスで試合をしたこともあり海外経験が豊富。そもそも時差調整にそれほど時間を要しないため、当初の渡米も、試合1週間前の14日に予定されていた。
時差ボケには個人差があり、2週間いても違和感を覚える選手がいれば1日2日で解消できる選手もいる。平岡は適応力が高いと見られていて、逆にギリギリまで国内の環境でトレーニングができたことをプラスに捉えるしかない。
今回の世界戦は仕切り直しの一戦だった。
当初は昨年11月14日(同15日)に米マイアミで挑戦予定だったが、メインでユーチューバーボクサーのジェイク・ポール(米国)とエキシビションで対戦予定だったWBA世界ライト級王者のガーボンタ・デービス(米国)が元恋人からDV被害で訴訟され、試合が中止となったため、平岡の試合も流れた。その後、大橋会長が懸命に動き、仕切り直しの世界戦実現を決め、1月22日に会見を開いた。
その会見で平岡は「延期となってしまったが、もう一度、しっかりと準備する時間もあった。マイアミより近くなったし、もともとラスベガスで世界戦をやるのが夢だった。やっと実現する。ワクワクする。いい緊張感でトレーニングができている。(世界を)驚かせたい」と意欲を口にしていた。

