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ロシアの18歳ペドロシアンは4回転を跳ぶのか?(写真:VCG/アフロ)
ロシアの18歳ペドロシアンは4回転を跳ぶのか?(写真:VCG/アフロ)

フィギュア“大穴”ロシアの18歳ペトロシアンは“最終兵器”の4回転を跳ばない?!事前の申告プログラムに4回転なし…“皇帝”プルシェンコ氏は「2本跳ぶべき」と主張

 ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子シングルフリーのスタートが日本時間20日、午前3時に近づいている。SPでは1位に中井亜美、2位に坂本花織、4位に千葉百音がつけているメダル争いのダークホースが中立国として出場しているロシアの18歳アデリア・ペトロシアンだ。フリーで最終兵器と言われる4回転を跳ぶかどうかが焦点となっているが、事前に申告されたプログラムには4回転がないことが明らかになった。ロシアメディア「スポーツエキスプレス」が報じたもの。同メディアは「これは形式なもので本番はわからない」とし“皇帝”のエフゲニー・プルシェンコ氏が「4回転を2回跳ぶべき」とコメントしていることを紹介した。

 「4回転なしのエントリーはあくまでも形式なもの」との見解も

 ミラノ五輪の“クライマックス”のひとつ女子シングルフリーの時間が近づいている。
 金メダルを獲得するのは、SPでトリプルアクセルを決めてトップに立つ17歳の中井か、この五輪を最後に引退する2位の坂本か、あるいは3位の「ブレード・エンジェル」、アリサ・リュウか。ダークホースは中立国として出場しているロシアの18歳だ。
 ロシアのウクライナ侵攻で国際大会から除外され、ランキングがないため、SPでは演技構成点がでにくいとされる第1グループでの滑走となったが、ノーミスの演技で72.89点をマークして5位につけた。
 ペトロシアンが“大穴”とされる理由は、高い基礎点のある4回転ジャンプを跳べるからだ。4回転フリップ、4回転トゥループという最終兵器を持ち、もしフリープログラムに4回転を2本組み入れて成功すれば、中井との5.82差を一気につめる可能性がある。
 しかし、ロシアメディア「スポーツエキスプレス」は、事前に申告したフリーのプログラムに4回転が含まれていないことを伝えた。
 申告されたフリーのジャンプ構成は冒頭から「3回転ルッツ+3回転トゥループ、3回転ループ、2回転アクセル、3回転サルコー、3回転ルッツ+2回転アクセル+2回転アクセル、3回転フリップ+3回転トゥループ、3回転フリップ」となっている。
 同メディアは「有力な連盟の後ろ盾や圧倒的な実績がない限り、これが、勝負になるプログラムとは言い難い。もっともエントリーはあくまで形式的なものであり、必ずその通りに滑らなければならないわけではない」との見解を示した。
 ペトロシアンは、メインリンクでの練習で、4回転トゥループを18回試み、そのうち成功は6回。9回は転倒、3回は2回転(いわゆる“バタフライ”)に終わった。中には、4回転トゥループ+2回転トゥループのコンビネーションジャンプをクリーンに決めた1本もあったというが、成功確率は決して高くない。

 

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