今日午前4時から閉会式もゴタゴタ裏舞台…イタリア女優と米歌姫を誤認するなど開会式の“むちゃくちゃ実況”の放送事故で猛批判を浴びた国営放送スポーツ責任者が辞任して交代
ミラノ・コルティナ五輪の閉会式が22日(日本時間23日午前4時)に2000年の歴史を持つ古代ローマ時代の円形闘技場のヴェローナ・アリーナで行われる。米国の人気DJディプロが率いる「メジャーレイザー」らが出演予定でサプライズゲストも用意されているそうだが、一方で開会式の中継で実況&解説を務めたイタリア国営放送RAIのスポーツ部門のトップ、パオロ・ペトレッカ氏が“むちゃくちゃ解説”の不評を理由に辞任し、閉会式の実況が交代したことが明らかになった。今大会は各国での“放送事故”が目立ったが、閉会式の中継が無事に終わるか注目だ。
サプライズゲストが登場予定
いよいよ日本が史上最多の24個のメダルを獲得して日本列島を総寝不足状態にしたミラノ・コルティナ五輪がグランドフィナーレを迎える。
閉会式はミラノから約2時間の北イタリアの都市ヴェローナで世界遺産に登録されている屋外円形劇場で開催される。シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台としても有名な都市で、ヴェローナ・アリーナはオペラやポップコンサートの開催で有名な会場だ。
五輪組織委員会の発表によると、米国の人気DJのディプロが率いるユニット「メジャー・レイザー」が登場し2015年に米ビルボード・ホット100で最高4位を記録した代表曲「リーン・オン」などを披露予定。またイタリアからは人気歌手アキッレ・ラウロ、Netflixのティーンドラマ「Baby」で有名になった女優ベネデッタ・ポルカローリ、ダンスシーンの重鎮として知られるガブリー・ポンテらが出演するが「複数のサプライズゲスト」が用意されているという。
だがその華やかな式典を前に舞台裏ではゴタゴタがあった。
閉会式を中継するイタリア国営放送RAIのスポーツ部門の責任者であるぺトレッカ氏が辞任していたのだ。
米ニューヨークポスト紙などが報じていた。開会式では、放送事故レベルの“むちゃくちゃな実況”が猛批判を浴びた。
会場のスタジアムをローマの「スタディオ・オリンピコ」と誤って紹介、イタリアの女優マティルダ・デ・アンジェリスを 米国の“歌姫”マライア・キャリーと混同した。
国際オリンピック委員会(IOC)会長の カースティ・コベントリー氏 をイタリア国家元首の娘だと誤って紹介し、さらに聖火リレーランナーのイタリア女子バレーボール代表の著名選手2人を認識できなかった。
また各国代表団に関する発言も物議を醸した。
スペイン選手団について「いつもとても情熱的で熱い」などと表現し、中国選手団について「当然ながらスマホを持っている」といった差別的ともとられかねない問題発言をしてSNSで猛批判を浴びた。
この“放送事故”にRAIのスポーツ記者も猛反発。五輪終了後に3日間のストライキを実施すると発表されていた。

