「予想以上にクレイジーだった」世界遺産の円形闘技場での五輪閉会式にはイタリアで活躍の女優、市川純さんも蝶々夫人役で登場…チケットは約48万円にも高騰
米「CBS」では「式典の一部では、亡くなった選手たちを追悼する場面もあった。蝶をイメージした追悼パフォーマンスでは、特定の選手名は明かされなかった」として、厳かな雰囲気であったことも伝えた。
閉会式の特徴は音楽だけではない。
花火の代わりにライト演出が採用された。
競技会場周辺でも火薬ゼロの演出が話題になった。動物や環境への配慮だ。伊「メトロウェブ」は、「バル・ディ・フィエンメのテゼーロで300機のドローンが音楽に同期して光のショーを展開する」と紹介。
公式の閉会式中継を広場の大型画面で流しつつ、周辺ではドローンで盛り上げる構図だとした。
ただし、閉会式のチケット価格の高さは問題にもなっていた。
米「NBCシカゴ」は、閉会式の最上位席が約3000ユーロ(約48万円)近い価格帯に設定されていると報じ、五輪の中でも特に高額なイベントの一つだと伝えた。米「タイム」も人気席は1500ドル(約22万5000円)を超える可能性があると指摘し、航空券や宿泊費と合わせると観戦コストが大きく膨らむと解説した。
英字紙ストレーツ・タイムズは、閉会式のチケットが950〜2900ユーロ(約15万2000~46万4000円)のレンジで販売されたと報じた。開会式は、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、米の“歌姫”マライア・キャリーやイタリアの有名テノール歌手のアンドレア・ボチェッリが出演し、6万人以上の観客が詰めかけた。
対して閉会式の円形闘技場は、世界遺産でもある歴史的施設で収容人数が限られ、1万2000人だったことが価格上昇の一因とみられる。
米「タウン・アンド・カントリー」は「古代ローマ時代の遺跡という特別なロケーションで開催されることがチケットの希少価値を押し上げた」と背景を分析した。
IOC会長キルスティ・コベントリー氏が、イタリア側の運営を「革新的で高い水準」などと評価し、五輪旗が次の五輪開催地であるフランスアルプス地方に引き継がれた。

