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韓国の先発コ・ヨンピョは鈴木に2発、大谷に1発を浴びて撃沈した(写真・ロイター/アフロ)
韓国の先発コ・ヨンピョは鈴木に2発、大谷に1発を浴びて撃沈した(写真・ロイター/アフロ)

「日本の打者を意識しすぎた」3発被弾の韓国サイドハンドが鈴木誠也と大谷翔平に脱帽…「当初は日韓戦先発ではなかった」裏舞台

 また同メディアは「当初、日韓戦に先発するのはコ・ヨンピョでなかった可能性が高い」との裏舞台を明かした。コ・ヨンピョの先発は、2月末に日本の沖縄で行われた合宿中で決まったという。
 リュ・ジヒョン監督は前日会見で「沖縄キャンプの最後あたりだったと思う。その時にもう一度戦略を準備する時期が来た。その過程で多少の修正があった。それも事実だ。コ・ヨンピョが日韓戦の先発として出るのが最も良いという結論に至った」と説明している。
 同メディアは「戦略的な選択だった。韓国の目標はベスト8進出だ。日本は絶対的な1強だ。さまざまな状況が重なり、コ・ヨンピョに難しい任務が与えられたとみられる」と読み解いた。
 プールCを勝ち抜く上位2チームに入るために、MLBで通算78勝を挙げて、過去のWBCで日本を苦しめてきたベテラン左腕のリュ・ヒョンジンや、3年前にレンジャーズで12勝をあげたこともあるデーン・ダニングといったエース級は、台湾、豪州戦に温存したというのだ。   
 コ・ヨンピョは、取材陣の前で「戦略的にいかなければならない。結局、我々の目標はベスト8であり、グループリーグを突破することだから、戦略をしっかり立てる必要がある。なぜ自分に日本戦の先発を任されたのか、僕自身もたくさん考えた。寝るたびに何度も考えたが、自分なりに試合を運ぼうとしている」と話していたという。
 コ・ヨンピョが、2021年東京五輪から韓国代表入りを果たし、2023年のWBC、2024年のプレミア12にも出場した実績があるとはいえ、日本戦にサイドハンドをぶつけるには無理があった。
 同メディアはこうも指摘している。
「相性も問題だった。日本は主力打線が左打者中心だ。大谷、近藤健介、吉田、村上宗隆まで、恐ろしい左打線を誇る。コ・ヨンピョはサイドアームだ。KBOリーグ屈指のチェンジアップを武器に踏ん張るが、左打者には苦戦する」
 コ・ヨンピョが踏ん張れなかったことは責められないだろう。
 34歳のサイドハンドは「失点しても、明日の台湾戦と明後日の豪州戦が重要なので、できるだけイニングを消化しようと思ったが、思ったより投げられず残念だ」と悔しそうなコメントを残している。

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