アリサ・リュウが24日からの世界選手権を辞退した理由は「恐怖のファン事件」が引き金だった(写真:新華社/アフロ)
金メダリストのアリサ・リュウの世界選手権辞退は「恐怖の空港ファン事件」が引き金?!…過去に精神的トラウマが
リュウは、2025年10月に米国五輪コミニティのメディアサミットで行われたインタビューで、それらの体験を「ちょっと不気味で、でも刺激的でもあった」と語っていた。
「わかるでしょ? 本当に……信じられないことなんだ。そんな若い年齢でそんなことを知るなんて、すごくクレイジーだよね。ある意味では、『これってドッキリ番組?』みたいに思った。『この世界って本当に現実なの?』って。私は映画の登場人物なんじゃないかって思ったくらい。でも、父が昔、活動家としてやっていたことを考えれば、すべて納得できる部分もあった」
それが中国のスパイの仕業だと理解していたのだ。
だが、それらがトラウマとなり、一度目の引退へと結びついていく。
父親アーサー氏は、当時の状況について次のように語っている。
「彼女は本当に不幸せになってしまった。できる限りスケートリンクを避けていた。彼女はトラウマを抱えていたんだ。完全に心的外傷を受けていた。PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、リンクに近づくことすらできなかった」
PTSDの苦しみが、空港での恐怖ファン事件で、再び蘇り、リンクに立つ気持ちがわかなくなり、今回の世界選手権の辞退につながったのかもしれない。世界選手権で公式試合のシーズンは終わるが、リュウは4月にアイスショーで来日する予定になっているという。予定通りに日本のリンクに立つことができるのだろうか。
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