「くたばれ!地獄へいけ」WBCメキシコのアロザレーナが米国戦でマリナーズ同僚の”60発男”ローリーに握手を拒否され激怒して罵詈雑言…不仲?それとも松ヤニが原因?
WBC1次ラウンド、プールBの米国対メキシコの注目対決が9日(日本時間10日)、ヒューストンで行われ、米国が5-3で勝利したが、SNSが騒然となる事件が起きた。メキシコ代表のランディ・アロザレーナ(31)が第1打席でマリナーズで同僚の米国代表で捕手のカル・ローリー(29)に握手を求めたが拒否されて激怒、試合後に罵詈雑言を浴びせる騒動となったのだ。不仲説から松ヤニの問題まで、ローリーが握手を拒否した理由を巡って様々な憶測が飛び交っているが、両者はコメントをしていない。
「会えて嬉しい」と言葉はかけたが…
これも国と国の威信をかけた戦いゆえのトラブルだったのか。
プールB屈指の好カードである米国対メキシコ戦で事件が起きた。
「2番・レフト」でスタメン出場したメキシコのアロザレーナが、1回に打席に入る際、米国の捕手を務めるローリーに右手を差し出して握手を求めた。2人はマリナーズの同僚。アロザレーナからすれば、WBCでは敵同士になるが、互いに全力を尽くそうという挨拶の意味もあったのだろう。
だが、ローリーはそれを拒否、何か言葉を発した。聞き取れなかったのか、アロザレーナは顔を近づけて、もう一度発言を確認した。
「シアトルタイムズ」によるとローリーは握手を拒否したが「会えて嬉しいよ」と話しかけたという。だが、アーロン・ジャッジの2ランなどで試合に3-5で敗れたことへのイラつきもあったのか、試合後にアロサレーナの怒りが爆発した。
アロザレーナはメキシコ人記者のルイス・ギルバート氏にこう話した。
「彼(ローリー)が感謝すべき唯一のことは、あんなに素晴らしい両親を持っていることだ。とても教育が行き届いている。神に感謝だ。数日前にホテルで彼ら(両親)に会う幸運があった。彼らは挨拶に来てくれて、強く抱きしめてくれて、また会えたことを本当に喜んでくれていた」
ここまでは良かった。だが、次の瞬間、ローリーに対して「(あんな奴)くたばれ」「地獄に行け」と罵詈雑言を吐いたのだ。そして英語に切り替え「お前の『会えて嬉しいよ』なんて言葉は、自分の尻にでも突っ込んでおけ」との暴言まで発した。
この激怒に関して「ESPN」は、「この発言が本気の怒りだったのか、冗談だったのかははっきりしていない。アロザレーナは明らかに不満そうな様子だったが、単にチームメートをからかっていただけだった可能性もある」との見解を示した。
「シアトルタイムズ」も「この発言が本気だったのか、それとも冗談交じりの軽口だったのかは不明だ」とした。
ローリーは昨季、60本塁打、125打点で打撃2冠に輝き、一方のアロサレーナも、2024年からマリナーズにトレードされ、昨季は27本塁打、31盗塁を記録して5年連続で「20本塁打―20盗塁」をマークしているスター。ビッグプレーの後に腕組み仁王立ちポーズをすることで知られるキューバ出身でメキシコに亡命した外野手だ。
「シアトルタイムズ」によると、このシーンは、テレビ中継では映らず、解説や実況でも触れられなかったが、カメラエリアにいた記者が撮影した動画と、アロザレーナの罵詈雑言がSNSで拡散され、大炎上した。
米メディアも反応。
「シアトルスポーツ710」は、「現在2人の間に確執があるのではないかという憶測が広がっている」と報じ、「シアトルタイムズ」も「WBCの一件で不仲説浮上?」との見出しを取って伝えた。

