米ESPNが阪神の佐藤輝明を「今オフMLB移籍の可能性が高い。もの凄いパワー。ここ数年打撃向上」と報道…伊藤大海も今オフ…スカウトが目をつけたWBC侍戦士9人をピックアップ
WBCの決勝トーナメントがスタートしたが、米スポーツ専門局「ESPN」が「MLBの次のスター候補になり得る日本代表選手」との特集記事を掲載した。スカウト評と現在のメジャーで比較対象となる似たタイプの選手と共にリストアップしたのは9人。今オフにポスティングで移籍する可能性がある選手として日ハムの伊藤大海(28)と阪神の佐藤輝明(26)の2人をあげた。
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WBCはメジャーへの登竜門だ。侍ジャパンが優勝した2023年大会に出場したメンバーの中からは、その後、今永昇太、山本由伸、松井裕樹、佐々木朗希がメジャーに移籍した。ESPNは「今回のWBCに出場している日本のNPB選手の層は、2023年大会ほどではない。それでも、決勝トーナメントで台頭し、最終的にはMLBへ渡る可能性のあるスター候補が何人もいる」とした上で「最も早くメジャー挑戦すると予想される」選手から順にメジャーでの比較対象選手とスカウトのコメントを添えてリストアップした。
「今オフに移籍する可能性がある選手」のトップに記されたのは日ハム伊藤だ。
比較対象選手はカージナルスの通算125勝右腕のソニー・グレイ。
同サイトは、「伊藤は次にMLBへ挑戦する日本人スター投手になると見られており、球団関係者の間では来オフのFA市場(ポスティング)に登場する投手として準備が進められている」とし、昨季日本版サイヤング賞の沢村勝を獲得したことを紹介。
「球種は7種類。主に最速96マイル(約154キロ)の速球、スイーパー、スプリットを軸に投球する」と紹介した上で、ア・リーグのスカウトの「体格は小柄だが、耐久性のある実績がある。MLBでも三振を取り続け、四球は非常に少ないはずだ」という評価を付け加えた。
2人目が阪神のサトテル。比較対象選手はパイレーツの一塁手のライアン・オハーン。昨季は打率.281、17本、63打点の成績で今オフにパイレーツと2年2900万ドル(約41億円)の契約を結んだ。佐藤は契約更改で越年。キャンプイン直前にサインした。今オフのポスティングの了承を巡って交渉が長引いたと見られ、阪神が約束したかどうかは定かではないが「佐藤も今オフにMLBへ渡る可能性が高いと見られている」とし、ナ・リーグのスカウトの「もの凄いパワーを持っている。ここ数年で打撃も着実に向上している。彼自身もMLB挑戦をよく口にしている。非常に興味深い存在だ」との声を紹介した。
次にリストアップしたのが「将来的なMLBの可能性」と区分した選手達で一人目がオリックスの左腕の宮城大弥。比較対象選手はタイガースの左腕フランバー・バルデス。「身長170cmと小柄だが、NPB屈指の先発投手へと成長した」とし「小柄だが非常に闘志がある。まるで身長190㎝の投手のように投げる」とのスカウト評。
4人目が中日の高橋宏斗で比較対象選手はパイレーツの米球宴出場投手のミッチ・ケラー。「昨季の沢村賞は伊藤が受賞したが、MLB未経験のNPB投手の中では高橋が最も優れている可能性もある」とし、スカウト評は「可能性は最も高い。ただし、もう一段階の飛躍を皆が待っている」というもの。

