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春連覇を狙った横浜の織田翔希が2失点で1回戦で甲子園を去ることになった(写真・スポーツ報知・アフロ)
春連覇を狙った横浜の織田翔希が2失点で1回戦で甲子園を去ることになった(写真・スポーツ報知・アフロ)

「今の段階ではドラフト1位で競合するレベルにはない」センバツ連覇を狙った横浜の織田翔希が最速150㎞マークも2失点して1回戦で姿を消す波乱…元ヤクルト編成部長の評価は?

「立ち上がりからボールが上ずりコントロールが定まっていなかった。リリースポイントがバラついていたのが原因。ボールに力が乗らない。全力で投げると制御できないのか、力の入れ具合を加減をするのでストレートものスピードも140キロから147、148キロとにムラが出た。フォームバランスが固まっておらず悪かった。本来なら角度と球威を生かして低めにボールを集めたいところだったが、そこへボールがいくような体の使い方ができていなかった。キャッチボールから見ていたが、最近では珍しくショートアームではなく、テイクバックが大きい投球フォーム。腕が前へ出てこずにボールを前でリリースできていなかった。このフォームには長短あるが、悪い部分が目立ってしまっていた」
 織田は昨春のセンバツでは1m85の長身から152キロを超える角度のあるストレートを連発させてネット裏のスカウトの度肝を抜いた。昨秋の練習試合では154キロもマークした。だが、連覇のかかったセンバツは不完全燃焼に終わった。
 松井氏は力を発揮できなかった原因をこう分析した。
「ひと冬を越えて体が大きくなり技術と体との融和というか調整がうまくできていなかったことと、パワーアップに走り過ぎているように感じた。またどうしても春は実戦経験が少ないので投球勘が鈍る。感覚をつかむのに時間がかかったのかもしれない。ただそのスケールとポテンシャルには疑いのないトップクラスの投手。実戦が増えていく中で、夏までに課題をどう克服してくるのかに注目したい」
 課題と反省を誰よりも痛感しているのは織田自身だろう。
 激戦区の神奈川大会を勝ち抜き、逞しくなって灼熱の甲子園のマウンドに帰ってくる。

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