• HOME
  • 記事
  • 野球
  • WBC特集を組んだMLB公式サイトが大谷翔平の「自分が侍ジャパンのベストではない」発言をもとにリストアップした5人の“二刀流スター超え”の可能性がある選手とは?
MLB公式サイトが、大谷を超える注目選手として、村上、佐々木、山本、吉田、高橋の5人をリストアップした
MLB公式サイトが、大谷を超える注目選手として、村上、佐々木、山本、吉田、高橋の5人をリストアップした

WBC特集を組んだMLB公式サイトが大谷翔平の「自分が侍ジャパンのベストではない」発言をもとにリストアップした5人の“二刀流スター超え”の可能性がある選手とは?

 3月に開幕するワールドベースボールクラシック(WBC)を前にMLB公式サイトは第1回、第2回大会と連覇した侍ジャパンの特集記事を掲載。「大谷は『自分がチームジャパンでベストの選手ではない』と語る。では、誰が?」との見出しを取り、今大会でエンゼルスの大谷翔平(28)以上の注目を浴びる可能性のある選手として5人の名前をピックアップした。

 マイク・トラウトとの会話で出た大谷発言がヒント

 

 同記事は、WBCに出場する米国代表でキャプテンを務めるエンゼルスのマイク・トラウトが、チームメイトの大谷と、この1月に交わした衝撃的な会話が発端となっている。
「彼(大谷)は『自分がチームでベストの選手ではないと思う』と伝えようとしていた。ショウヘイより優れた選手がいるなんてありえないだろう」
 トラウトは、そうコメント。同記事は、「大谷は信じられないことを言い残した。大谷より優れた選手が日本にいるのか? 40本塁打を打てて、200奪三振を積み上げる選手がいるというのか?大谷は一体誰について語っていたのだろう」として、その大谷が示唆した「自分以上のベストの選手」を独自に5人リストアップした。
 1人目はヤクルトの三塁手、村上宗隆だ。
「村上は日本のアーロン・ジャッジだ」とし、昨季ロジャー・マリスの持つアメリカン・リーグのシーズン最多本塁打記録の61本を破る62本を放ったヤンキースのジャッジと、王貞治氏の持つ日本選手の同記録の55本を破る歴史的な56本を打った村上を重ね、史上最年少の3冠王を獲得したこともあわせて紹介した。
「村上は、まだ23歳になったばかりで、彼は日本で最高の打者だ。WBCでは、村上がどれだけメジャーリーグのエリート打者に匹敵するかを示し、そして2025年シーズン後に予定されるMLBへのポスティングがどうなるのかについての予告となるだろう」と続け、宮崎での代表合宿で21日に行われたライブピッチングで村上がパドレスのダルビッシュ有から本塁打を放った動画を貼り付けた。
 2人目に紹介されたのは、千葉ロッテの佐々木朗希だ。
「もし村上が大谷に打ち勝つかもしれない数少ない打者の1人であるとすれば、佐々木は大谷を上回る才能のあるわずかな投手の1人となる。21歳の天才は、大谷のような素晴らしいスプリッターと102マイル(約164キロ)の速球を投げる」
 昨年4月10日のオリックス戦で佐々木が19奪三振の完全試合を達成したことを紹介し「NPBでもMLBでも完全試合で、これだけの三振を奪った投手はいなかった。疑いなく過去最高の投球の1つだった」と称え、「刺激的なこの若い右腕は、大会を通してこれまでよりも優れたMLBのスター選手がラインナップに揃うWBCへと向かう。彼が世界最高の打者相手に登板するとき、“令和の怪物”は、必見となるだろう」と続けた。

 

関連記事一覧