「彼は投球こそが野球の本質だと。サイ・ヤング賞レベルの活躍は普通にやるよ」大谷翔平の初勝利を1号アーチで援護のマンシーが絶賛…“相棒”スミスは「その日の状態で決め球を変えられる」
6回に今季1号をライトスタンドに叩き込み、大谷を援護したマンシーも、同メディアが伝えた試合後の囲み取材の中で、圧巻の投球で1勝目をマークした二刀流スターを絶賛した。
記者に「1番を打つ選手が6回を無失点を抑えた。そういうものを見ることに慣れましたか?」と聞かれ、「たぶん一生慣れないと思うよ。本当に特別なことなんだ。実際に目の前で見ると彼がやっていることは言葉にするのが難しい」と返して「正直、今思うのは“今夜どれだけ気分よく眠れるんだろうな”ってことくらいだ」と言い笑った。
さらに、こう続けた。
「みんな彼の打撃の話をするが、長く一緒にやってきて分かるのは、本当にピッチングが好きだということ。すべてを愛している。むしろ彼はピッチングこそが(野球の)本質だと思っているんだ。だから今も成長し続けているのは全く驚きじゃない。本当にすごいことだ」
マンシーが「大谷は投手が好きだ」と思うようになった理由は「毎日の取り組みを見ていれば分かる。メカニクス、攻め方、打者へのアプローチ…すべてに集中して取り組んでいる。心から好きなんだなというのが伝わってくる」という。
そしてドジャース移籍後3年目にして大谷が開幕から二刀流でフル稼働することへの期待感を口にした。
「すごく楽しみだよ。もしシーズンを通して二刀流をやれたら、すでに強いと感じている投手陣にとって大きなプラスになる。サイ・ヤング賞レベルの活躍は普通にやるよ」
あえて「サイ・ヤング賞を獲得できる」ではなく「サイ・ヤング賞レベルの活躍」と言った理由を「プレッシャーをかけないためか?」と聞かれ、「もう十分にプレッシャーはあると思うが、本人は全く気にしていないように見える」と答えた。
大谷がサイ・ヤング賞を獲得するためには肉体への負担が大きい二刀流の中で、何試合、何イニングを投げることができるかが重要なポイントになる。ワールドシリーズ3連覇を狙うチームにとっても大谷がどれだけの試合に登板できるかがカギだ。
大谷は「2022年ぐらいが1番自分の中ではベストなシーズンだったと思っている。稼働率や体のしんどさも含めて違うレベルではあったので、それを今年しっかりとまたできれば嬉しいし、そこを達成できるように努めたい」と具体的なイメージを明かした。
エンゼルス時代の2022年に大谷は28試合に登板、166回で15勝9敗、防御率2.33の成績を残した。その試合数とイニング数が理想だという。登板間隔も登板数につながっていく重要な問題。
中6日から中7日というのがロバーツ監督の考えで、「長いシーズンだし、これまでの登板間隔も考慮している。しっかりと回復させることが大事だ。彼は毎日試合に出る選手だからね。“もっと頻繁に投げられる”と本人が感じているのはいいことだが、現状のやり方(中6日)もかなりいいと思っている」と口にした。
ロバーツ監督が明かした大谷の次回登板は8日(日本時間9日)のブルージェイズ戦。岡本和真との対戦に注目だ。

