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イングランド撃破の立役者の一人、佐野海舟の評価が欧州移籍市場で急上昇!プレミア2チームが関心を示した(写真・アフロ)
イングランド撃破の立役者の一人、佐野海舟の評価が欧州移籍市場で急上昇!プレミア2チームが関心を示した(写真・アフロ)

イングランド撃破の”立役者”佐野海舟の欧州移籍市場評価が急上昇!プレミア2チームが関心を示し110億円規模の超大型移籍になる可能性も

 森保ジャパンが歴史的な初勝利を挙げたイングランド代表戦でフル出場し、出色のプレーを見せたボランチ佐野海舟(25、マインツ)を、英プレミアリーグのブレントフォードとボーンマスが今夏の補強リストのトップに載せたと複数のドイツメディアが報じた。鹿島アントラーズから移籍して2シーズン目の佐野には、ボルシア・ドルトムントやレーバークーゼンなどブンデスリーガ1部の上位クラブも関心を示していて、争奪戦に発展した場合、2年前は250万ユーロ(約4億6000万円)だった違約金が日本人選手で歴代最高額の6000万ユーロ(約110億5000万円)にはね上がる可能性も出てきた。

 「ボランチ佐野のスタイルはプレミアの激しい攻防にフィットする」

 ロンドンの聖地ウェンブリー・スタジアムで達成された快挙とともに、森保ジャパンのボランチ佐野の名前が英国中に知れ渡った。
 ドイツの日刊紙『Bild』は「今やイングランドのサッカーファンなら誰でも、マインツのスター選手に夢中になっている」と題した記事を掲載。その中で自身が初めて臨むW杯となる北中米大会で主軸ボランチの座を射止めた佐野が、今シーズン終了後の移籍市場で目玉選手の一人になると次のように報じた。
「日本が1-0でイングランドに勝利したロンドンでの一戦で、守備的ミッドフィールダーとして先発フル出場したマインツの選手は最も際立つ存在感を放った。放った32本のパスのうち29本を味方に通した佐野のパス成功率は90.6%に達し、わずか176cmの身長ながら8度の空中戦をすべて制してイングランドの中盤を分断し続けた。しかし、マインツの絶対的なキープレーヤーへ成長した佐野が、この夏以降もブンデスリーガでプレーするとは見られていない。今後数週間において、以前から佐野に関心を示していたブレントフォードに加えてプレミアリーグのクラブから数多くのスカウトが駆けつけ、マインツの試合を視察する光景が生まれることだけははっきりしている」
 パス成功率の高さと空中戦での強さだけではない。タックルからのボール奪取数4は両チームで最多を数え、前半41分には敵陣でのボール奪取から間髪入れずに上田綺世(フェイエノールト)へスルーパスを通して決定機を演出した。
 さらにブロックやインターセプトでも出色のパフォーマンスを披露し続けた佐野の今後を、同メディアは次のように報じている。
「我々がつかんだ情報によると、佐野がマインツと結んでいる契約には違約金条項が設けられていない。つまり移籍に伴ってマインツへ支払われる金額は自由に交渉できる。このため今後数カ月の間にヨーロッパのさまざまなクラブから今夏の獲得へ向けた入札が行われ、争奪戦に発展する可能性が非常に高くなっている。現代サッカーにおいて最も需要が高い理想的な守備的ミッドフィールダーに成長した佐野に対して、資金力に長けたプレミアリーグやラ・リーガのクラブから、6000万ユーロ(約110億5000万円)以上の違約金が提示されても決して驚きではなくなってきた」
 日本人選手の移籍に伴う違約金は、2019年2月にポルティモネンセ(ポルトガル)からアル・ドゥハイル(カタール)へ移籍した中島翔哉(現・浦和レッズ)の3500万ユーロ(約64億3600万円)が現時点で最高額になっている。
 歴代最高額を大きく塗り替えそうな25歳の佐野は、鳥取県の強豪・米子北高校からFC町田ゼルビア、鹿島を経て2024年7月にマインツへ4年契約で完全移籍。このときに鹿島へ支払われた違約金は250万ユーロ(約4億6000万円)だった。
 移籍当初はブンデスリーガのサッカーに戸惑った佐野はすぐに順応。最終的に昨シーズンのリーグ戦で、チームでただ一人、全34試合に先発出場。そのうち途中交代は2度だけで、プレータイムの合計3044分はフル出場した場合の実に99.48%に到達するなど、驚異のタフネスぶりを発揮してチームの6位躍進に貢献した。

 

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