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谷口がサンティアゴにダウンを奪われ判定負け(写真・山口裕朗)
谷口がサンティアゴにダウンを奪われ判定負け(写真・山口裕朗)

「眠気を誘う防衛。うまいが強いと思ったことはない」WBC王者の岩田翔吉が谷口将隆を判定で下した2団体統一王者のサンティアゴを痛烈批判して3つのベルトを賭けたリベンジを表明

 一方のサンティアゴは「谷口はとても攻撃的な戦士だった」とリスペクトを忘れなかったものの「勝因は私がクレバーなボクシングしたからだ。キャリアと経験がものをいった。3ラウンドの時点で勝利を確信した」と3人目の日本人ボクサーの撃破が自慢げった。
 リングサイドの最前列にはWBC王者の岩田がいた。
「眠気を誘う防衛戦だった。これだけお客さんが集まって本人はKO宣言をしていたくせにおもしろくはない。どんな手を使っても勝てばいいという感じだった。うまいだけで強いと思ったことはない」
 岩田は怒っていた。
 昨年3月にWBO王者としてWBA王者のサンティアゴとの統一戦に挑み、谷口と同じように翻弄されて判定負け、王座から陥落した。
「ラウンドの最初と最後でジャッジの印象をとるだけ。ダウンもあったし、新しいサンティアゴの試合を見れるかなと思ったが、いつも通り」
 3月にタイの英雄をTKOで下して王座返り咲きを果たした岩田はリベンジへの思いを明かした。。
「ずっとサンティアゴに勝つイメージで(トレーナーの田中)繊大さんとトレーニングをしている。今戦えば違う展開にする自信ある」
 谷口の試合を振り返りながらそのプランの一端を明かした。
「試合の後半になって、疲れて、動いて詰められるとクリンチ。試合の前半にポイントを取られるとあれをやる。1ラウンドからガッチリとダメージを与える戦い方をしないとダメ。最初にポイントを取られると、ずっと走り回られちゃう」
 そして「ああいうボクシングを最後まで見せるのはオレのプロ意識には反する。理解できない。オレが叩きのめしたい」と怒りを込めた。
 帝拳陣営によると、岩田は次戦で同級1位のエリック・バディロ(メキシコ)と指名試合を行わねばならず、サンティアゴとの統一戦が実現するのは、19戦無敗のメキシカンを撃破した後。
 2団体統一王者はリングサイドに岩田がいたことに気がつかなかったという。
「今回は長めの休息をとるが、(岩田との試合は)WBCの統一をかけたグレートな試合。将来的なプランだが、そういった状況が整い次第、また日本に戻ってくる」
 3つのベルトをかけ岩田のリベンジを受けて立つ考えを明かした。
 ライトフライ級戦線が面白くなってきた。

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