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村上宗隆へ地元実況アナがつけた呼び名を球団が差別的だと問題視した(写真:UPI/アフロ)
村上宗隆へ地元実況アナがつけた呼び名を球団が差別的だと問題視した(写真:UPI/アフロ)

「球団内に衝撃を与えた」村上宗隆に専属実況アナがつけた「サウスサイド・サムライ」の呼び名をWソックスが「人種差別的」と問題視…過去に騒動の多いアナの進退問題にまで発展?!

 ホワイトソックスの村上宗隆(26)に地元の中継アナウンサーがつけた「サウスサイド・サムライ」との呼び名を球団が「視聴者を不快にさせる可能性がある」と問題視してちょっとした騒動となった。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」が報じたもの。村上が3月31日(日本時間4月1日)に本拠地のマーリンズ戦でタイムリーを放った際に中継した「シカゴ・スポーツネットワーク」の実況アナであるジョン・シュリフェン氏(41)がそう表現した。人種差別にセンシティブな米国らしい対応だが、それだけ村上が話題の人物であるということなのだろう。

 「球団内の衝撃を与えた」

 地元シカゴで起きている村上フィーバーが”番外編”の騒動を巻き起こした。村上は3月31日(日本時間1日)に本拠地でのマーリンズ戦で「2番・一塁」でスタメン出場し、3回一死一、二塁でセンター前へ先制のタイムリーヒットを放った。
 この時、実況アナのシュリフェン氏が、興奮した様子で村上を「サウスサイド・サムライ」との呼び名で表現。解説のホワイトソックスOBのゴードン・ベッカム氏も「オオッ!」と声をあげて、その呼び名を盛り上げた。
 だが、球団がこのシュリフェン氏が命名した呼び名を問題視した。「シカゴ・サンタイムズ」によると、「この人種差別的な発言はホワイトソックスのオフィス内に衝撃を与えた」という。
 さらに「視聴者を不快にさせる可能性があるとして問題視された。このニックネームが今後使用されることはないだろう」と続けた。
 同紙によると、シュリフェン氏は、ファンがいろんなニックネームを考えている中で、いくつかの候補をクラブハウスで村上に事前に伝えた。村上本人が、この呼び名を気に入っていたため「いいプレーがあれば披露するかも」とも伝えていたという。
 WBCに出場した日本代表チームのニックネームが「サムライジャパン」。競技は違うが、プロボクシングのスーパーバンタム級の4団体統一王者の井上尚弥(大橋)ら日本の著名ボクサーが出場した年末のサウジアラビアでのビッグ興行は「ナイト・オブ・ザ・サムライ」との大会名を付けられていた。
 ホワイトソックスの本拠地のある地域を示すサウスサイドにサムライを重ねた呼び名に日本人的には違和感はない。
 だが、人種差別問題にセンシティブな米国社会においては、日本人=サムライとするステレオタイプの発言には問題があるという。ファンからの反感を買ったわけではないが、球団としては、ホワイトソックスの中継の専属アナの発言を看過するわけにはいかなかったようだ。
 さらに同紙を引用してこの問題を報じた米のスポーツ中継に関する専門サイト「オーフル・アナウンシング」によると、シュリフェン氏は、「周辺に常に騒動を抱えている印象のある」問題の人物だという。

 

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