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中日の絶対守護神の松山が2点差を守れずまさかの4失点炎上で逆転許す(資料写真・黒田史夫)
中日の絶対守護神の松山が2点差を守れずまさかの4失点炎上で逆転許す(資料写真・黒田史夫)

何が起きた?「まだ守護神の松山晋也の1軍昇格は早かった…」2点差を守れず9回に4失点炎上で阪神にまさかの逆転負けの悪夢

 昨季松山は47度あったセーブシチュエーションで失敗は一度もなかった。セ・リーグ最多タイ記録となる46セーブを挙げ、巨人のマルティネスと共にセーブ王のタイトルを獲得、防御率1.54を誇った絶対守護神にとって、まさに悪夢だった。
 中日スポーツなどスポーツ各紙の報道によると、井上監督は「これから先もあいつが守護神でやっていってもらわないと困る」としながらも「(これが今季の登板)2試合目か、ちょっと(調整が)遅れていたところも、ネジがきっちりはまりきれてないようなところもあるのかもしれない」と、救援失敗の理由をほのめかしている。
 松山は2月19日の沖縄キャンプで「左脇腹の筋損傷」の怪我を負い開幕に間に合わなかった。根尾が初勝利した8日の横浜DeNA戦が今季初登板。阪神打線に打ち損じなく、滅多打ちにされた球威が示すように明らかにまだ調整途上で復帰は早すぎた。
 ただ開幕の広島戦で代役ストッパーのアブレウが炎上して3点差を逆転されるなど、5連敗して開幕ダッシュに失敗。ブルペンが整備できていない状況の中で、松山を早急に昇格せざるを得ないチーム事情があった。今後もまだ未調整のままの松山をストッパーで起用するのであれば、また同じ失敗を犯す可能性があるだろう。
 昨季相性の悪かった阪神の先発、村上から2点を奪い、柳が5回を除く毎回、走者を出しながらも、粘り強く森下のソロ被弾の1失点に踏ん張り、ゲームの主導権を握っていた。
 昨季はリーグ優勝した阪神に13勝12敗と中日が唯一勝ち越した。守護神の松山がKOされたが、その相性の良さはまだ今季も引き続き健在と言ってもいい。今日11日の第2戦の先発は、中日が先の巨人戦で1失点完投勝利をあげたベテラン大野で、阪神が2年目左腕の伊原。中日がカードの勝ち越しを狙うためにも譲れない1戦となる。

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