4年後に「最強」?!17歳の銅メダル中井亜美は「引退する坂本花織の演技構成力を受け継げば最強となる」と無良崇人氏が指摘
「実感?まだ湧いていません。メダルも重い。いつもの試合と違って重さを感じるんで、んだん実感がついてくると思います。凄く楽しめました。夢舞台で演技するただけでも凄いことなのに、こうやってメダルが取れて夢が叶った気分です」
どこまでも前向きにメダル獲得を自己評価した。
現役時代にグランプリシリーズや4大陸選手権で金メダルを獲得、現在はプロスケーターとして活躍中の無良崇人氏は「点数が伸びなかったのはミスもありましたが、演技構成点の部分が大きい」と指摘した。
演技構成点は67.92点。金メダルのリュウの72.46点、銀メダルの坂本の74.84点に比べると物足りない。
「シニア1年目で五輪という特別な舞台でここまでできたのは凄いことです。演技構成点は、実績の積み重ねが反映される部分があるので、仕方のない面もあります。シーズンを積み重ねることで、ここの点数は上がっていきます」
無良氏は、その課題以上にさらなる“ノビシロ”に魅力を感じて、こう断言した。
「坂本花織選手が引退した後の日本女子チームを引っ張っていく筆頭株が中井選手です。トリプルアクセルを高い成功率でやってのけるポテンシャルは凄いものがあります。4年後に向けて、技術点のベースを取れるトリプルアクセルに加えて、坂本選手のGOEの伸ばし方、表現力を含めたクオリティを兼ね備えることができれば、まさに最強となるでしょう」
今大会を最後に引退する坂本の表現力や丁寧なスケートを受け継げば、無良氏は「金メダルも十分に狙えます」と見ている。
中井も4年後のビジョンをしっかり持っている。
「これからまだ競技人生は長いと思うんですけど、次の五輪にまた帰ってこれるようい、もっともっと頑張らないといけないところがたくさんあると思うので、これよりもっといい景色が見れるように頑張りたいです」
そう言ってニコニコしながら中継カメラに銅メダルを掲げた。

