
ドジャースの緊急トレード補強候補に元巨人のマイコラスが急浮上か…米報道…佐々木朗希が負傷者リスト入りするなど故障者続出で先発投手陣が“火の車”
佐々木朗希(23)が負傷者リスト入りするなど投手陣に故障者が続出しているドジャースが元巨人でカージナルスの右腕、マイルズ・マイコラス(36)をトレードで獲得する可能性が急浮上している。米スポーツイラストレイテッド誌のカージナルス専門ページが報じたもの。マイコラスの高額年俸がカージナルスにも重荷になっており、7試合連続で好投を続けている現在が売り時でドジャースのチーム事情にマッチするのではというものだ。ドジャースは緊急トレードに動くのか。
約25億5000万円の今季年俸をドジャースが肩代わりすれば…
ドジャースの投手陣が緊急事態に陥っている。
ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーに続き、佐々木も13日に右肩のインピンジメント症候群で15日間の負傷者リスト入りし、ローテーションが火の車となっている。クレイトン・カーショーが17日のエンゼルス戦で260日ぶりに復帰したが、4回5失点。グラスノーはキャッチボールを再開しているものの、スネルは、投球練習を中止して15日間から60日間の負傷者リストに移行、佐々木に関しては、デーブ・ロバーツ監督は「復帰までにしばらく時間がかかる」と明かしている。
また大谷翔平の二刀流復帰も大きく遅れていて、ギャビン・ストーン、 リバー・ライアン、エメット・シーハン、カイル・ハートは、トミー・ジョン手術などにより今季は、マウンドに立てない見通しだ。ここまで47試合で11人の異なる投手が先発するという異常事態。大谷の古巣エンゼルスとのフリーウェイシリーズでは、15年ぶりに3連敗を喫した。
その中で緊急トレード説が浮上した。米「スポーツイラストレイテッド」のカージナルス専門ページが報じたもの。
ドジャースの故障者事情を説明した上で、「ドジャースは、このような状況で手をこまねいているようなチームではない。ドジャースはデッドライントレードで投手の補強に積極的に動く可能性が高く、カージナルスの投手と契約を結ぶことを検討するかもしれない」と伝えた。
同メディアが、カージナルスのトレード候補として「賭ける可能性がある」と最有力候補にあげたのが、元巨人のマイコラスだ。ソニー・グレイ、エリック・フェッドの名前もあげたが、36歳のマイコラスの可能性が最も高いことを指摘した。