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前阪神監督の岡田彰布オーナー付顧問がTG戦を制した巨人に苦言連発(今春キャンプ時写真・黒田史夫)
前阪神監督の岡田彰布オーナー付顧問がTG戦を制した巨人に苦言連発(今春キャンプ時写真・黒田史夫)

「なんで?こんなことをしていたら野球がダメになる」阪神顧問の岡田彰布氏がTG戦制した巨人にTVゲスト解説で苦言連発…「小林の抑えキャッチャー起用」の提案も

 巨人が29日、甲子園での阪神戦に4-3で勝利して連敗を4でストップした。日テレ系の中継局でゲスト解説した前阪神監督で現オーナー付顧問の岡田彰布氏(67)は、勝ったものの巨人への苦言を連発させ、特に8回に森下翔太(24)、佐藤輝明(26)に連続本塁打を浴びたバッテリーの配球を問題視してベテランの小林誠司(36)の“抑えキャッチャープラン”を提言した。

 阿部監督が5回にリクエストを要求しなかったことにもダメ出し

「2位以下が借金?こんなんでいいのかな」
 巨人が強くなければセ・リーグの野球は面白くない。
 阪神に14ゲーム差をつけられて借金「1」で2位に甘んじているライバルへの叱咤激励の思いを込めていたのだろう。この日、日テレ系の中継でOBの赤星憲広氏と共にゲスト解説を務めた前監督の岡田オーナー付顧問が巨人への苦言を連発させた。
 阿部監督の姿勢に疑問を投げかけたのは巨人が1-0で迎えた5回だ。
 キャリアで甲子園での白星のない山崎が大山、熊谷に連打を浴びて無死一、二塁。2度バントをファウルにした坂本が強攻策に切り替えて打ってきたが、ショートゴロ。巨人内野陣は併殺を狙い6-4-3と転送されたが、一塁は間一髪セーフの判定となった。微妙な判定で、山崎は不服そうな仕草をした。だが、阿部監督はリクエストを要求しなかった。1試合で2回(成功すればカウントしない)のリクエストをここまで使ってはいなかった。
「なんでだろう。1試合で2回できるんやから、セーフであってもわからないならリクエストいってええんとちゃうかな。監督としたら、あの山崎の姿を見たらリクエスト言うたらな、あかん」
 ピンチを迎えた山崎の気持ちを支え、チームの士気を高める意味でも阿部監督がリクエストをすべきだったと主張したのだ。
 結果的に山崎は高寺に四球を与え、一死満塁となって投手の大竹に同点タイムリーをセンター前へ打たれることになった。岡田氏は「騙し打ちよ」と、まったく打つ素振りを見せていなかった大竹が、初球から低めのボールを狙って打って出ることを見事に予言していた。もし阿部監督がアクションを起こしていれば、流れは変わっていたのかもしれない。
 6回には岡田氏は多くを語らなかったが阿部監督が試合後に猛省を求めるシーンがあった。一死満塁からキャベッジがアクシデントで降板した大竹に代わって緊急登板したドリスから、ライトフェンス直撃の走者一掃の勝ち越しの一撃を放ったが、本塁打と勘違いしたのか、三塁まで走らなかったのだ。
 次打者のリチャードは、ショートの右を襲うゴロ。熊谷の好守に阻まれたが、もしキャベッジが三塁にいれば、1点を追加できていた。試合後の中継局インタビューで阿部監督は、「大きい3点だったが、その後の走塁がね。細かいことなんですが、取れる1点だったかもしれない。勝ったからこそ、いい反省をして欲しい」とお灸を据えていた。
 そして岡田節がヒートアップしたのが8回だ。
 岡田氏は、ここまで森下の不振理由を「右肘が打ちに行く際に上がってインコースにバットが出てこない」「ピッチャーに体が正対せずショートの上の方を向いている。ズレているんよ」などと分析していた。

 

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