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女性への暴行事件で逮捕歴のあるMF道渕諒平が関東サッカーリーグ1部のエリース豊島FCに加入(写真・アフロ)
女性への暴行事件で逮捕歴のあるMF道渕諒平が関東サッカーリーグ1部のエリース豊島FCに加入(写真・アフロ)

「サッカー界って甘い?」SNSで賛否も、なぜ女性暴行容疑で逮捕歴のある道渕諒平を“5部リーグ”エリース豊島FCは獲得したのか…本人は「同じ過ちを二度と繰り返さない強い覚悟」と声明

 交際女性とのトラブルを繰り返し、クラブ内の秩序と風紀を著しく乱したとして2020年10月にベガルタ仙台を契約解除されたMF道渕諒平(31)が16 日、関東サッカーリーグ1部のエリース豊島FCに加入したとクラブ側から発表された。ヴァンフォーレ甲府時代にも不起訴となった知人女性への暴行容疑で逮捕されている道渕は、2021年以降は韓国やセルビアなどのクラブでプレー。昨年5月に一度は引退を表明していた道渕へ、J1から数えて“5部リーグ”を戦う豊島はなぜ国内復帰へのセカンドチャンスを与えたのか。

 昨年5月に一度は現役引退を表明

 一度は日本国外でプレーせざるを得なくなり、昨年5月には現役引退も表明していた31歳の元Jリーガーが、6シーズンぶりに国内へ復帰する。
 東京都豊島区を拠点として活動する、関東サッカーリーグ1部の豊島が16日にクラブ公式HPを更新。女性とのトラブルを繰り返し、2020シーズン終盤に仙台を契約解除されてからは韓国、セルビア、マルタ、インドネシア、再びセルビアでプレーしていた道渕が今シーズンから新加入すると発表した。
 セルビア2部のスメデレヴォ1924でのシーズンを終えた昨年5月に、道渕は一度現役引退を表明している。豊島から発表された声明の中で、道渕は引退を撤回した上で日本への復帰を決めた理由を含めて、次のようなコメントを発表した。
「クラブから真摯で熱意のあるオファーを頂き、再び選手として挑戦することを決めました。これまでのキャリアの中で、自身の未熟さから多くの方にご迷惑やご心配をおかけしました。その反省として、同じ過ちを二度と繰り返さない強い覚悟を持って、社会人としての姿勢を徹底してまいります」
 道渕が言及した「過ち」とは、交際していた女性へのDV行為を繰り返し、傷害容疑で2020年9月に宮城県警に逮捕された不祥事となる。
 仙台は2020年8月の時点で、道渕と女性との間に発生していたトラブルを把握。その後は道渕から示談が成立したと報告を受け、さらに逮捕後にはすぐ釈放されたという連絡も受けた。このため仙台は同じ行為を二度と繰り返さない、という旨の誓約書を取った上で、チームの練習だけでなくJ1リーグ戦にも復帰させていた。
 しかし、一部週刊誌による報道が状況を一変させた。
 記事には道渕が自らの喉元に包丁を突きつけながら「死んでやる。一生後悔し続けろ」とスマートフォン越しに罵り続ける動画の存在や、執拗に言葉責めしてくるライン上のやり取りのスクリーンショットなどが掲載されていた。
 道渕から慌てて事情を聴いた仙台は、同年10月20日にクラブ公式HPを更新。その中で「当クラブが認知していなかった事実など、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていた」として道渕との契約解除を電撃発表した。
 宮城県仙台市で生まれ育った道渕は、仙台の下部組織から明治大学を経て2017シーズンにヴァンフォーレ甲府へ加入。しかし、同年7月に都内で知人女性に対する暴行容疑で逮捕され、処分保留のまま釈放された後の8月末に不起訴処分になった。

 

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