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5月7日に横浜アリーナで前バンタム級の4団体統一王者の井上尚弥が無敗のWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトンに挑戦する
5月7日に横浜アリーナで前バンタム級の4団体統一王者の井上尚弥が無敗のWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトンに挑戦する

正式発表の会見一問一答…井上尚弥が5.7横アリでWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者フルトンに挑戦…「自分自身へ期待して挑みたい」

――改めてフルトンの印象を?
「身長、リーチともに自分よりある選手。印象としては、皆さんと同じで、ジャブを突いて、距離をとって判定で勝つという選手。そういう選手ほど倒す難しさがある。今回は勝ちに徹する試合をしたい」
――攻略のチャンスはどこに?
「チャンスは接近戦でも離れても作れる。どちらでも対応できるように準備したい」
――フルトンより自らが優っている点は?
「まずはパワーでは負けていない。スピードに関しても一瞬のスピードでは自分が上。あとはゲームプラン、戦術などに関しても。戦ってみないとわからない部分は多いが」
――その上ででどんな決着を?
「どの試合に関しても判定までもつれこむイメージを持って準備している。倒せるときがあれば倒しにいく。それ以外では、しっかりとポイントを重ねていくことが重要。どちらでも対応できる準備をしていくつもり」
――過去最大のモチベーションは試合にどんな影響を?
「そこもやってみないとわからないが、自分自身を信じてやるしかない。過去に階級を上げて、ここぞという試合は、自分でももの凄くいいい試合ができている。それが最大のモチベーションが生み出すパワー。どういう試合ができるかわからないが、試合当日、自分自身へ期待して挑みたい」
――勝てば日本人2人目の4階級制覇、世界初の2階級4団体統一の夢も見えてくる。
「4階級制覇、2階級4団体統統一について今はそれほど気にしていない。フルトンに勝つことだけを考えて毎日過ごしている」
 
 フルトンはKO率は低いが、遠い距離でも密着戦でも戦える隙を見せないオールラウンダーで完成度が高いボクサー。井上は、どう突破口を開くのか。前代未聞の新たな挑戦が、5.7、横アリからスタートする。

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