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レッドブルの重鎮ヘルムート・マルコ氏(左)が角田裕毅に苦言(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
レッドブルの重鎮ヘルムート・マルコ氏(左)が角田裕毅に苦言(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

レッドブル重鎮が角田裕毅に「残念ながらプレッシャーが増すとミスを犯してしまう」と苦言…英の超セレブ人気モデルがファン公言の話題も「誰それ?」

 ホーナー氏はマイアミGP決勝で、ハジャーとの“見えざる”一騎打ちを制して10位に入賞し、1ポイントを獲得した角田を、エンジニアに代わって無線を取った上で「最後数周、いい走りだった。よくやった」とねぎらっている。マルコ氏も角田へ期待をかけているからこそ、あえて苦言を呈した。
 今シーズンから昇格させたリアム・ローソン(23、ニュージーランド)をわずか2戦で見限り、入れ替える形で角田をレーシングブルズから緊急昇格させた日本GP前には、世界中のメディアやファンの間で賛否両論を招いた。
しかし、マルコ氏はブラジルのF1専門メディア『F1MANIA.net』に対しても角田とローソンを巡る決断を踏まえながらこう語っている。
「確かに獲得したポイントは少ないかもしれないが、それでもユウキはリアムよりもマックスに近い距離にいる。レッドブル・レーシングの一員になって2戦目のバーレーンGPでは、ユウキは早くもポイントを獲得した。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思っているし、私たちの決断が正しかったと証明してくれた。残念ながらリアムは、レッドブルのプレッシャーに耐えられなかった。他の誰かにシートを与えざるを得ない状況だったし、一番ふさわしかったのがユウキだった」
 一方で角田は微笑ましい話題もF1界に提供している。
 総資産800万ドル(約11億6700万円)とされる超セレブで女優としても活躍しているロンドン出身の人気モデル、エミリー・ラタコウスキー(33)が角田のファンだと公言。角田のTシャルを着た自身の動画をSNSに投稿して話題になった。
 この件で角田はポッドキャスト『The Red Flags』の直撃インタビューをマイアミGP前に受けた。角田は照れながらその話題についてこう語った。
「恥ずかしいことに、僕は彼女のことをまったく知らなかった。本当にごめんなさい。たくさんの友人から『エムラタ(ラタコウスキーの愛称)がお前のTシャツを着ている』とメッセージが届き、僕はそのたびに『エムラタって誰なの』と返していました。気になってグーグルで検索してみると『わぁ、信じられないくらいに美しい』と思いましたし、いまでは王様になったような気持ちです」
 それだけレッドブルに昇格した角田が注目を浴びている証拠だろう。
 レーシングブルズで獲得した3ポイントに、バーレーンGPで2ポイント、マイアミGPでは4ポイントを獲得。合計9ポイントでドライバーズランキングの11位に浮上している角田だが、チームを満足させる結果を残さねば、「今季は安泰」とされたシートの座もどうなるかわからない。
 次戦は16日に開幕のエミリアロマーニャGP。欧州シリーズを前にレッドブルはマシンバランスとドライバビリティー(運転のしやすさ)を中心に、フェルスタッペンのマシンに続いて角田のマシンもアップデートさせる予定だ。

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