
巨人とソフトバンク電撃トレードの秋広とリチャード…環境を変えて大化けするロマン砲はどっちだ?
リチャードは球団を通じて「話を聞いた時には驚きましたが、少し落ち着いてくると、これまで見守ってくれたホークスの皆さんへの感謝がどんどん湧いてきました。特に王会長や小久保監督、山川さんには期待をかけてもらい、何度もありがたい言葉や指導を受けました。それに応えられないままなのが心残りですが、これからジャイアンツで成長する姿を見せて恩返しをしたいと思っています」とコメント。巨人の印象については、「ファーム選手でも対戦した時に、どっしりとした威圧感というか、威厳のようなものを感じていました。これからそのチームの一員になるんだと思うと身が引き締まります」と語り、「育成で入団してから8年間、良いことも悪いことも経験してきて、心が折れそうになったこともありますが、ファンの皆さんの声援でその都度立ち上がって頑張ることができました。チームが変わっても、僕はこれからも砂川リチャードなので、引き続き応援してくれたら嬉しいです」と、ファンへのメッセージを伝えている。
また池田氏は、巨人では、あの松井秀喜氏が背負った背番号「55」を継承していた秋広に関しても、「パワー勝負のパ・リーグの投手の方が合うのかもしれないし、山川や柳田などの長距離砲の影響をいい意味で受ける可能性もある。近藤、柳田、周東らが揃うまでは、間違いなく出番はある。そこでいいスタートを切れれば、2年前に実際、結果を残した実力を再び発揮する可能性はあると思う」と期待を寄せた。
その秋広は、球団を通じて「ジャイアンツファンの皆さんの応援がすごく力になって頑張ることができました。チームは変わりますが、引き続き応援して貰えたら嬉しいです」との談話を発表している。
なおリチャードの新天地での背番号は「52」。秋広もソフトバンクでは「55」は石塚がつけているため、偶然にも「52」で大江は「29」となることが発表された。