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武尊が11月16日有明アリーナでの「ONE 173」で再起
武尊が11月16日有明アリーナでの「ONE 173」で再起

「もう1回ロッタンと殴り合うまで辞められない」武尊は11.16有明「ONE 173」でのダイレクトリマッチ熱望もチャトリCEOは「ファンに興味はない」と却下…生き残りをかけた“崖っぷちマッチ”に

 もちろん武尊も置かれた状況を理解している。
「それ(ダイレクトリマッチができないこと)はしょうがない。与えられた相手をしっかり倒すこと。またロッタンが殴り合いたいと思ってもらうような勝ち方で」
 そしてこう続けた。
「前回の負けも万全の状態でバチバチ殴り合って負けたのなら納得もできた。でもそうじゃない部分があった。今後、格闘技を辞めて、年老いていく中で、ロッタンと思い切り殴り合えなかったことに後悔したくない。もう1回ロッタンと殴り合うまで辞められない」
 ロッタンとの再戦を実現するまでもう負けるわけにはいかない。
ロッタン戦の前は、オーバーワークから左肋骨と胸骨の2箇所を骨折していた。
「怪我も含めて全部が実力」と言い訳を嫌った。
「ロッタンとは特別な試合だった。そこに対して今のままではダメだ、もっともっととギリギリまでスパーをやっちゃっていた。その部分で気持ち的に負けてしまっていた。自信があれば、限界を超えるところまではならなかった。精神面でも強くなっていくように頑張っていきたい」
 また「今までの5倍くらいの時間をケアと治療に使った。それを続けている。試合前のスパーでの怪我とかに気をつけていかないといけない」とコンディショニングに最大の配慮をしていくという。
 チャトリCEOは、「キックの選手はたくさんいる」と、2週間をメドに武尊の対戦カードを決定する予定だと明かしている。
 まだカードは未決定だが、今大会にはONEフライ級MMA世界王者の若松佑弥、元ムエタイのラジャダムナン、ルンピニーの統一王者の吉成名高、元K-1王者の与座優貴、三浦彩佳、“バカサバイバー”青木真也も出場予定となっている。

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