
「ドジャースは大谷翔平の二刀流解禁という不必要なリスクを犯して“錆びつき”の兆候が」米メディアが6月打率.265に終わった“打撃不振”と3試合登板の「相関関係」を問題視
大谷が登板した3試合のうち2試合はホームでの試合で1番打者としての出場準備をするため、ベンチに戻らず、ベンチ前であわただしく、レガースや肘パッドなどをつけて、打席に向かい、その2試合の第1打席はいずれも三振に終わっている。
ロバーツ監督は、打者としての準備に余裕を持たせるため打順を1番から下げることを検討して、大谷に打診したそうだが、大谷が1番での出場を希望して3試合はすべて「1番・投手」でスタメン出場している。また初めて2イニングを投げて、キャリア最速となる163.7キロをマークした28日のロイヤルズ戦は、第1打席に準備の時間があるアウエーだったが、4打数3三振でノーヒットに終わっている。
同サイトは「ドジャースは大谷と二刀流選手として契約した。だからこそ彼と7億ドル(約1005億円)で契約を結んだ。彼はそれだけ優秀でドジャースの海外ブランドにとって素晴らしい存在だ。大谷が入団して以来、ドジャースは山本由伸と佐々木朗希とも契約を結んだ。その大谷が減価償却の資産で終わらないように注意する必要がある」と説明。
その上で、打撃不振問題の解決策として「大谷に現在よりも多くの休息を与えることだ。投手は先発から回復するのに1週間かかる。特に大谷のように速い球速で投げる投手はそうだ」と提案した。
そしてフロントと首脳にこう呼びかけた。
「ほとんどの投手は打席には立たず、レギュラーのラインナップのメンバーになることを求められていない。大谷はMLBのどの選手よりも多くのことを求められている。だからこそ彼は野球界で最も高給取りの選手なのだ。ドジャースは今すぐ行動する必要がある。まだ7月だがドジャースナ・リーグ西地区で首位に立っている。今大谷を自分の力の限界を超えてプレーさせることに何の意味があるのだろうか」
今後さらにイニング数を増やしていくという大谷の起用法と結果に注目が集まる。