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「休養」でスタメンを外れた代打大山が8回の逆転劇を生む
「休養」でスタメンを外れた代打大山が8回の逆転劇を生む

衝撃結末の裏に何が?流れを変えた横浜DeNA「7回のベンチワークのミス」と“休養”でスタメンを外した大山悠輔を代打起用して一気に逆転を狙った藤川監督の“勝負師采配”

 まだ1点差だったが、横浜DeNAにとっての悪夢が9回に訪れる。
 3番手の中川が一死二塁から途中出場の植田、熊谷に連続二塁打を浴びて、2点を失うと、ここで阪神を自由契約になった変則左腕の岩田にスイッチしたが、その岩田も近本にタイムリー二塁打、中野にショート強襲の連続タイムリーを許して火のついた虎の勢いを止められない。
 さらに代わった松本凌人まで佐藤にタイムリーを打たれてなんと5失点。
 脇役の活躍で、ビッグイニングを作った藤川監督は、試合後、「(全員が)役割を果たしたし、役割を増やした。昨日の豊田ではないが、(普段出番の少ない選手が)自分たちも1打席1打席から次にいくんだ、と、ベンチの中ですごくみんなの意識が高まったような気がした」と、勢いを増したチーム状態をそう表現した。7回1失点の粘投を見せたエースの村上に5月30日の広島戦以来となる勝ち星がついたことも大きかった。これでハーラートップの8勝目である。今季最長タイの6連勝で貯金は13に増え、巨人に敗れた2位の広島とのゲーム差は6に広がった。
 一方の三浦監督は「ケイの勝ちも消えてしまって申し訳なかった」と7回無失点の好投を見せた左腕に懺悔した。貯金がなくなって勝率5割に戻り、広島に1-0勝利した巨人との入れ替わりで4位に転落。「変えないといけない」と言い聞かせた。
 今日5日の横浜DeNAの先発は本来バウアーの予定だったが、6月28日の巨人戦で5失点と炎上して、4連敗したため、登録が抹消されていて、6月21日のロッテ戦で完封勝利を収めた大貫を持ってきた。対する阪神は防御率1.49と抜群の安定感を誇るデュプランティエ。阪神が独走態勢を固めるのか、それとも横浜DeNAが“待った”をかけるのか。

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