
「クレイジーだったぜ!」シュワバーが大谷翔平を引き離す驚愕の1試合4発で49号…野手が投手の第6打席でメジャー新記録の5発目を打てなかった”まさか”の理由とは?
フィリーズのカイル・シュワバー(32)が28日(日本時間29日)、フィラデルフィアでのブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場し、46、47、48、49号の1試合4本塁打を放ち、ドジャースの大谷翔平(31)の45本を突き放し独走態勢に入った。フィリーズでは史上4人目、9打点は球団新記録。ちなみに試合はフィリーズが19ー4で圧勝している。
1試合4発は史上21人目のメジャータイ記録
一体どうなっているんだ。
ナ・リーグの本塁打王争いで大谷と45本で並んでいたシュワバーが驚愕の1試合4発だ。彼の9打点もあってチームは19―4で圧勝。フィールド上でインタビューを受けたシュワバーも興奮を抑えきれない。
「クレイジーだったぜ。本当にいい夜だった。みんなにとって楽しい夜だった。先発のアーロン・ノラはたくさんの三振を取っていたし、試合の最初から打線が素晴らしかった。いい形でスタートを始められた。これを続けていきたい」
メジャー史上21人目の快挙は1回の第1打席から始まった。キャル・クワントリルの甘く入ってきた130キロのカーブをパスンと引っ張ってライナー性の打球をライトスタンドの中段に叩き込んだ。46号ソロ。
さらに4回一死二塁の第3打席では代わったばかりの2番手のオースティン・コックスの128キロの外角へのカーブを今度はライトポール際へ運ぶ。打球の行方をその場で見届ける確信の47号2ラン。そして3発目は。12―3で迎えた5回一死一、二塁で、今度はコックスがアウトハイに投じた150キロのストレートを逆方向へなんと片手で流し打った。高く舞い上がった打球は左中間スタンドの最前列に飛び込む48号3ランである。これで2023年の47本の自身のキャリアハイを更新した。
だが、シュワバーのホームランショーはこれだけで終わらなかった。
7回一死一、二塁の第5打席。フィラデルフィアのファンが立ち上がって「MVP」コールを送る中、3番手のワンダー・スエロのチェンジアップを豪快にフルスイング。ライナー性の打球はライトスタンドの1階席と2階席の間にある「ESPNのスポーツベッティング」の看板を直撃した。自身初となる1試合4本の49号3ラン。ちなみに今季は4月26日にダイヤモンドバックス(現マリナーズ)のエウヘニオ・スアレス、7月25日にアスレチックスのニック・カーツが1試合4発を達成していて「シーズン3度の1試合4発」というメジャー史上初の記録を打ち立てることになった。