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フィリーズのシュワバーが驚愕の1試合4発で大谷に4本差をつける(写真・AP/アフロ)
フィリーズのシュワバーが驚愕の1試合4発で大谷に4本差をつける(写真・AP/アフロ)

「クレイジーだったぜ!」シュワバーが大谷翔平を引き離す驚愕の1試合4発で49号…野手が投手の第6打席でメジャー新記録の5発目を打てなかった”まさか”の理由とは?

 そしてメジャー新記録となる1試合5発に挑むチャンスの第6打席が8回に巡ってきた。しかも19―4の大差がついていたため、マウンドには、ショートのビダル・ブルーハンが敗戦処理で上がっていた。92キロの打撃投手が投げるようなスライダーだった。だが、力んで打ち損じて、打球を打ち上げてしまった。レフトフライ。その瞬間、シュワバーは悔しそうにクビをひねってバットを放り投げた。
「(DHなので試合中に準備している)室内打撃練習場で『これまで何人5本塁打を打った奴がいるんだ』って聞いたんだ。すると、みんな黙っていた。だから『OK、そうか。それが答えなんだな』と分かった。オレがそんな質問をしなきゃよかったんだ」
 試合後、シュワバーは、そんな裏話を明かした。
 野球界には日米問わずに「記録達成する前にそれを口に出してはいけない」とのジンクスがある。しかも、シュワバーは「野手が投手のときはさっぱりダメなんだ」と言う。過去の野手が投手を務めた際の対戦成績は9打数2安打でノーアーチだった。
 今年のオールスターゲームは6-6の同点で9回を終えたため、延長戦は行わず、史上初めて「スイングオフ」という異例の本塁打ダービーで決着をつけることになった。各リーグから3人ずつが選ばれ、1人3スイングでの本塁打数で争う。シュワバーはそこでなんと3連続の柵越えでナ・リーグを勝利に導き、MVPに輝いた。ちなみに大谷は試合途中で交代したため、すでに球場におらず、3人のメンバーに選ばれていなかった。2022年に46本でナ・リーグの本塁打王となっているシュワバーは、このオールスターを境に本塁打を量産し始めた。
 大谷は残り28試合。4本差は絶望的なのか、それとも…。最後まで2人の本塁打争いの行方から目が離せなくなった。

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