
本気?亀田家で喧嘩?亀田京之介が「カシメロの次は(亀田)和毅とやりたい」と“禁断”の元同門のいとこ対決を熱望!「世界へ行くために…自信がある」
カシメロは、昨年10月に横浜でサウル・サンチェス(米国)とのスーパーバンタム級10回戦の前日計量で600グラムの体重超過。当日体重に制限をつけて試合は敢行され、1回TKO勝利したが、JBCからは1年間の招聘禁止のペナルティを科せられた。契約をしていた「トレジャーボクシング」との契約更新はなく、新たなプロモーターが見つからず1年のブランクを作った。
カシメロが「オレが年だと?枕を準備しておいた方がいい」と応戦してくると「おまえも枕を用意しとけ。メガネ(サングラス)を外してみろよ。びびってるんやろ」と、サングラスをかけていたカシメロを威嚇。カシメロが京之介が連敗したネリ戦、ピカソ戦を「ネリは倒すのが遅かった。オレならすぐ倒した。京之介は簡単な相手だ。ピカソと京之介はどっちも弱い選手。KOシーンもなかった」と批判すると、「それに負けたら、おまえはもっとカスやからな。1ラウンドから打ち合おうや」と挑発した。
カシメロが「1ラウンド30秒で終わらせる」と“秒殺”を宣告すると京之介も「終わらせろよ?逃げんなよ。こっちも1ラウンドKO決着」と負けていなかった。そしてカシメロが、突然「いくらかけますか?」と問いかけてくると、「ファイトマネー。おまえ全部かけろよ」と、異例のファイトマネー争奪マッチを提案。カシメロも「レッツゴー!」と同意した。
また今回はフェザー級のリミットより上の58キロ契約だが、“前科”のあるカシメロには、体重超過の懸念がつきまとう。京之介が「ルールはあるんだから体重を守れ」と警告した。
身長で13センチ上回る京之介は、控室に戻って「小さかったですよ。オーラなんかないっす。ただ体つきを見る限りパワーはありそう」との印象を口にした。
そして不敵に笑ってこう作戦を明かした。
「1ラウンドから打ち合うって言ったが、完全に勝ちにいきます。井上尚弥のアフマダリエフ戦のボクシングですよ。過去の映像を見ましたが、足を使われている選手には手も出ていない。バンバンの2発だけ。それだけに気をつけておけばフルマークで勝てる。一発をもらうとイラっとして打ち合ってしまうかもしれないが、KOでなく判定でいいと思っている。後半にいじめたろうと」
京之介が元3階級制覇のカシメロに勝つことがあれば“大番狂わせ”だろう。スタミナに不安があるカシメロの序盤の猛攻を防ぎ、空回りさせて、終盤勝負に持っていければ、ポイントで上回る可能性はあるのかもしれない。
京之介はカシメロ戦に勝利したリング上に和毅を呼び入れたいという。
「そこで挑戦をぶちあげます。そうなると引くに引けないでしょう」
キルギスの興行は10月25日、26日と2日連続で行われ、1日目はカシメロー京之介がメインで、2日目には、ネリが登場する予定。話題性抜群の「SAIKOU×LUSH vol.1 vol.2」興行になりそうだ。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)