
もしかしてやばい?!レッズに2人の“大谷翔平キラー”…米メディアのワイルドカードS予想は「ドジャース圧倒的有利」も大谷の今季レッズ戦は打率.120で本塁打ゼロと最悪
だが、ロサンゼルスタイムズ紙は、3度の地区優勝、ワールドシリーズ2度制覇、3度の最優秀監督賞を受賞している66歳の名将、テリー・フランコーナ監督が今季からレッズを率いていることなど、9つのドジャースの懸念点を列挙。
その中のひとつにレッズのブルペンに2人の“大谷キラー”が控えていることを指摘した。レッズのブルペンの左腕はブレント・スーター一人しかいないが、グラハム・アシュクラフトとニック・マルティネスの2人の右腕は、大谷とこれまで10打席対戦して、いずれもノーヒットで、9三振を奪い、四球もひとつ。
同紙は、「大谷に対してキャリアで9打席以上対戦して無安打は、他に7人しかいない(その1人は現チームメイトのクレイトン・カーショー)」と付け加えた。
しかも、大谷は今季対レッズで6試合、29打席立って、ヒットはわずか3本の打率.120、0本塁打、4打点、7三振、出塁率.241と抑え込まれている。29球団で4試合以上対戦して本塁打ゼロはレッズだけだ。
さらに同紙は「ワイルドカードの波乱」との小見出しを取って、不吉な懸念点をこう指摘している。
「レッズは下位シードのアンダードッグ。しかし、近年の3シーズンのワイルドカードシリーズでアウェイチームが12戦中8勝している。つまり、サンプルは少ないが、10月の短期決戦では何が起こるかわからないのだ」
同紙はロバーツ監督の「相手は投手力があり、運動能力も高く、素晴らしい監督もいる。我々は準備を整えなければならない」というコメントも紹介している。
レギュラーシーズン最終戦となるマリナーズ戦で自己最多となる55号を放った大谷は、スポーツネットLAのフィールド内インタビューに応じた。
「55本?それだけ打てればチームが勝つ確率が上がる。今日は今日として自己ベストを更新できたのはいいこと。明日からは切り替えてポストシーズンに向けてがんばりたい」
そしてこう続けた。
「ポストシーズンのためのいい感覚を持って終わりたいと思っていた。その意味では3つヒットを打って、いい感覚でポストシーズンを迎えられる。最後の最後までチーム一丸となって戦いたい。シアトルの3戦も素晴らしい内容で終わっているので、この勢いをポストシーズンにもぶつけたい」
ドジャースとレッズのワイルドカードシリーズの第1戦は日本時間の10月1日、午前10時08分にプレーボールとなっている。