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大谷翔平が3本塁打10奪三振の歴史的快挙でシリーズMVP(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
大谷翔平が3本塁打10奪三振の歴史的快挙でシリーズMVP(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

「ショウヘイはもう人間じゃない。宇宙人レベルだ」大谷翔平の3本塁打目に帽子を投げたベッツが唖然…フリーマン「これ以上何ができるんだ?」キケ「野球カードゲームだよ」とMVPを絶賛

「だって、あの打球音を聞いたか?打った瞬間、“バーン!”ってスタジアムが揺れたんだ。あれはもう人間じゃない。宇宙人レベルだ」
 そしてチームメイトだからこそ知る大谷の裏の姿をこう明かした。
「彼はいつも『やることをやる』だけなんだ。どれだけ外野が騒いでも、彼は静かに準備して自分のルーティンを守る。それがあの結果を生んでいる。ショウヘイを見てると『努力ってこういうことだ』と毎日教えられている気がする」
 スランプに陥っていた大谷は「試したいことが何個かあった」と移動日に珍しくドジャースタジアムでの屋外でフリー打撃を行っている。
 チームのムードメーカーのキケ・ヘルナンデスも同番組に登場した。
「ショウヘイの今夜の試合は……正直言葉が出ない。あんなの、俺が子どものころの野球カードでしか見たことがない(笑)10奪三振、3本塁打だぜ?マンガだよ、あれ」
 キケはただ笑うしかなかった。
 そして今季限りでの引退を表明している“レジェンド”カーショーも同番組で「投手・大谷」について熱くこう語った。
「みんなショウヘイの凄さは知ってるけど、実際に一緒にプレーしてみると、まるで次元が違うんだ。あれだけのことをやるには、普通の先発投手なら考えられない準備がいる。彼はそれを全部やりながら、毎日打席にも立つんだ。普通の先発のようなローテーションなんてないんだよ。チームが『行ってくれ』と言えば、その日に登板してあれをやってのけるんだ。球種も多彩だよ。スプリッター、カーブ、スライダー、スイーパー、シンカー、ファストボール……もう全部ある」
 大谷は、立ち上がりにいきなり四球を与えたが、2番のジャクソン・チョウリオを161.4キロのストレートを高めのゾーンに投じて空振りの三振、続くクリスチャン・イエリッチも161.2キロのストレートで微動だにさせなかった。3人目のウィリアム・コントレラスにはスイーパーで三者連続三振である。4回に一死三塁のピンチを招くが、4番のコントラレスをまたスイーパー、5番のジェイク・バウアーズをスプリットで連続三振、5回には一死からケーレブ・ダービン、ブレイク・パーキンスをスプリットで連続三振に仕留めるなど相手に的を絞らさせないようにイニングごとに勝負球を変化させていた。
 大谷がいれば怖いものなどない。
 ワールドシリーズは24日(日本時間25日)から敵地でスタートする。まだ相手はブルージェイズがマリナーズが決まっていないが、ベッツがチームの気持ちを代弁してこう吠えた。
「シンプルだよ。あと4勝だ。相手が誰でも関係ない。俺たちの野球をやるだけだ!」
 果たして大谷はワールドシリーズでどんなパフォーマンスを見せてくえるのだろうか。

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