
「スタットキャストで発表された飛距離は間違いだ!」マンシーが大谷翔平の2発目場外弾を巡って衝撃証言…「143mではなく152mは飛んでいた」
大谷の場外弾はポストシーズンでの歴代5位となる特大弾だった。
歴代1位の最長弾は、2017年のリーグ優勝決定戦の第4戦でカブスのウィルソン・コントレラスが、リグレーフィールドでドジャースの左腕アレックス・ウッドから放った491フィート(約149.7メートル)。もしマンシーの証言が正しいとすれば、大谷の一発はポストシーズン歴代1位の最長弾ということになる。
大谷自身のキャリア最長弾はエンゼルス時代の2023年6月30日に本拠地のエンゼルスタジアムでダイヤモンドバックスの左腕トミー・ヘンリーから放った493フィート(約150.3メートル)。
ちなみにメジャーでの最長弾はベーブ・ルースが1921年に記録した575フィート(約175.3メートル)とされている。この打球は当時のタイガースの本拠地、タイガー・スタジアムのバックスクリーンを越える場外弾でトランブル通りとチェリー通りの交差点近くに着弾したと伝えられているが、現在のような正確な計測ではない。
2015年にスタットキャストが導入されて以降となると、レンジャーズのノマー・マザラが2019年6月21日に本拠地のグローブライフパークでホワイトソックスのレイナルド・ロペスから右中間へ放った505フィート(約154.4メートル)だ。
マンシーはさらにこう訴えたという。
「今まで見た中で、あれが一番遠くまで飛んだ打球だ。ドジャースタジアムで何試合も見てきたけど比べものにならない。間違いなくこれまで見た中で最も遠くに飛んだ打球だった」
しかも、大谷は7回の第4打席にもトレバー・メギルからバックスクリーンの左に3本目を放り込んだ。この一発の推定飛距離は427フィート(約130.1メートル)だった。
スタットキャストが弾き出す飛距離はあくまでも推定だが、軍事用レーダーを応用した計測機器の数値に間違いはないだろう。
だが、マンシーが「間違いだ」と証言するほどのインパクトがその一発にはあったということだ。
スポイラは、「大谷の偉大さはすでに長い間誰もが認めてきたことだ。だが、金曜日のパフォーマンスは『世代を超えた』ものだった。大谷のホームランが実際にどれだけ飛んだかはともかく、ドジャースが再びワールドシリーズに戻ってこられたのは彼の輝きによるものだ」と記して、この記事を締めた。
まだ対戦相手はブルージェイズかマリナーズが決まっていないが、ワールドシリーズは24日(日本時間25日)にスタートする。