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佐々木朗希の登場曲を選んだミゲル・ロハスがユニークな要求を突きつけた(写真:Creative 2/アフロ)
佐々木朗希の登場曲を選んだミゲル・ロハスがユニークな要求を突きつけた(写真:Creative 2/アフロ)

どうする?「ロウキ、ロウキ!」の連呼にしか聞こえない佐々木朗希の話題登場曲を選んだミゲル・ロハスが「世界一になったらロウキに踊ってもらう」とユニークな要求を突きつける

日本時間25日に開幕するワールドシリーズに向けてドジャースが練習をスタート。ムードメーカーのミゲル・ロハス(36)が何度聞いても「ロウキ、ロウキ!」の連呼にしか聞こえない佐々木朗希(23)の登場曲を選んだ経緯と、世界一を達成した時に「その曲に合わせて踊ってもらう」とユニークな要求を突きつけた。対戦相手は1992年、1993年に連覇しているブルージェイズに決まった。

 ロハス「今ではベンチの全員があの曲にノリノリですよ」

 ドジャースがワールドシリーズへ向けて再始動した。
 対戦相手はジョージ・スプリンガーの劇的な逆転3ランでマリナーズを4-3で蹴散らしたブルージェイズ。1992年、1993年にワールドシリーズを連覇して以来、32年ぶりの出場チームだ。
 ドジャースのムードメーカーであるロハスが取材に応じたのは、そのナイターが行われる前だったが、米「ドジャーブルー」が伝えたインタビュー映像によると、こう意気込みを口にした。
「(ナ・リーグの)優勝を決めた翌日は完全オフで昨日から再始動しました。ライブBP(打撃練習)や守備練習など、みんなが自分のやり方で準備をしています。昨年の経験から、毎日少しずつ体を動かして“シーズン終盤のリズム”を保つのが大事だと分かりました。今年とこれまでの違いは、全員が『ワールドシリーズで勝つ』という一点に集中していることです。あと4勝。それだけが最重要です。疲れていようが関係ありません。何をしてでも準備万端で臨む。それだけです」
 そのロハスと親交が厚いのが新守護神の佐々木だ。ドジャースとの契約が決まると背番号「11」を譲り、自らはメジャーデビュー時の「72」に変更したことが縁で交流がスタートしている。
 そのロハスがどう聞いても「ロウキ、ロウキ!」の連呼にしか聞こえないテンポのいい佐々木の登場曲「Báilalo Rocky(バイラロ・ロッキー)」を選んだ。スペイン語で「踊れ、ロッキー!」との意味で「ロッキー」が「ロウキ」に聞こえているわけだが、この日、その選曲理由と経緯をメディアに質問され、こう熱く語った。
「あの曲は本当に彼にぴったりなんです。春季キャンプの頃にその曲を初めて聴いて、以来、毎日ジムで彼に聞かせていました。理由はわかりませんが、最初、彼自身が登場曲に使わなかったんです。でも僕はファンやチームにとって盛り上がる曲だと思っていました。彼がクローザーになってからは、試合終盤の一番重要な場面で流れるので最高です。今ではベンチの全員があの曲にノリノリですよ」
 佐々木は、3月の東京ドームでのカブスとの開幕第2戦で先発デビューした試合では使わなかったが、4月26日のパイレーツ戦から、この曲で登場するようになり、負傷者リストから復帰即リリーフで起用された9月24日のダイヤモンドバックス戦からも、このノリノリのラテンミュージックで登場している。
「だから、あと4回だけ。勝利の瞬間にあの曲を聞けるよう願っています」というロハスは、あるユニークな要求を佐々木に突きつけた。

 

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