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福岡が“コンプラ違反”で金明輝監督を電撃解任した問題にSNSでは経営責任を問う声が?!
福岡が“コンプラ違反”で金明輝監督を電撃解任した問題にSNSでは経営責任を問う声が?!

「もう日本サッカー界から出て行って!」「フロントの任命責任も重い」福岡が“コンプラ違反”で金明輝監督を電撃解任した問題の経営責任を問う声がSNSで飛び交う

 福岡からの監督就任オファーが一部スポーツ紙で報じられたのは2024年11月。直後に福岡のサポーター団体で最大規模を誇る「ウルトラオブリ」が公式X(旧ツイッター)を更新し、福岡に「現在報道されている監督人事には疑問を抱かざるをえません」と抗議し、その上で監督人事の再考を求める緊急声明を発表した。
「アビスパ福岡のスローガンは『感動と勝ちにこだわる』であり、基本理念には『子ども達に夢と感動を 地域に誇りと活力を』といった文言があります。これからもクラブの根幹である理念を大事にし、アビスパ福岡を応援する全てのステークホルダーが胸を張って後押しができるクラブであって欲しいと切に願います」
 さらに同年の年末には福岡の主要スポンサーで、辛子明太子の製造・販売で有名な株式会社ふくや(本社・福岡市博多区)が契約を更新しないと発表した。
福岡の社外取締役も務めるふくやの川原武浩社長は自身のnoteで、福岡の取締役会における議決案件だった監督人事に対して「社外取締役の立場で明確に『反対』意見を表明しました」と明言。かつては福岡の経営危機を救うなど、強い絆で結ばれてきたふくやのスポンサー撤退は金氏の監督招聘が最大の理由だった。
 大騒動の中で金氏を正式に招聘した福岡の川森敬史会長は、金氏の姿そのものが地域の子どもたちに良い意味で影響を与えると就任会見で次のように力説した。
「金監督自身が過去をしっかりと反省し、努力を重ねてきております。過去の間違いを乗り越える過程もまた、子どもたちにとって大切な学びや刺激になると信じております」
 さらにふくやの川原社長が反対意見を表明した、金氏の招聘を巡る取締役会議決に対しても次のように言及している。
「クラブのバジェットとコンプライアンスの観点で、執行メンバーが責任をまっとうすると説明し、取締役会として承認をいただいたとご理解していただければ」
 結果として金氏に裏切られた形となった。しかし、Jリーグから報告を受けて初めて確認できた点に対しては、コンプライアンス違反の有無をチェックする体制がチーム内で確立されていたのかという疑念が募る。実際にはコンプライアンス違反ではなくパワハラ行為を働き、昨シーズン中にチーム関係者を精神的に追いつめたとする一部報道もある。
ここにきて川森会長が金氏の招聘時に発した「執行メンバーが責任をまっとうする」がクローズアップされてくる。どのようにして責任を取るのか。クラブ公式HP上で電撃解任までの一部経緯を報告し、謝罪しただけでは説明はつかない。当然ながら、金氏にS級ライセンスを回復させたJFA技術委員会の判断に対する是非も問われてくる。
 この日から始動したチームは、当面は塚原真也ヘッドコーチ(40)が暫定的に指揮を執る形で活動を続けていく。しかし、ピッチの中とはまったくの別次元で、福岡は組織としての信頼回復へ向けて大きな問題を抱えたまま新シーズンに臨んでいく。

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