これが“異様”な問答の一部始終だ!なぜ町田の黒田監督は暴言、不適切な指導でJリーグからけん責処分を受けた問題の説明責任を果たさずノーコメントを貫くのか?
――黒田監督が反省しているとリーグ側からは聞いているが。
「それを言うともうキリがなくなるから。特に来年(今季)に向けてのことのほうが、我々にとっては必要なことだと思っているので。それで終わった、ということで線引きをして今年に入っているわけだから、そこにまたもう一回戻って何かをするのはクラブとしてもいいことではないと思うし、選手たちにも迷惑がかかることなので。あえてやる必要はないとクラブが判断したので、私はクラブの指示に従います」
Jリーグによれば、黒田監督は就任1年目の2023年頃から自らの意向に沿わない選手がいれば「造反者」と呼び、練習中には特定のコーチを大声で怒鳴る行為が確認された。懇親会の場ではスタッフに対する暴言などの不適切な発言もあり、内部に自浄機能がなかったと判断されたクラブとともにけん責処分を科された。
黒田監督の違反行為には暴力など有形力の行使は含まれず、パワーハラスメント行為とは認定されなかった。けん責もJリーグが定める個人への4段階の懲罰のうち、最も軽いものとなる。それでも発言録によれば、裁定事案に関するメディア説明会に出席したJリーグの青影宜典執行役員は極めて厳しい口調で同監督の違反行為に言及している。
「パワーハラスメントに認定されるかどうかの法的な側面にかかわらず、またどのような場面や理由であったとしても、他者に対しての人権や尊厳の観点から黒田監督が行った行為は決して許されるものではないと考えています」
町田は懲罰が科された直後にクラブ公式HPを更新。ファン・サポーターを含めたすべての関係者へ謝罪するとともに、次のような声明を発表した。
「クラブといたしましては、本処分を厳粛に受け止め、指導体制および組織運営の在り方を根本から見直し、ハラスメントに関する相談・通報体制の再構築、ならびに管理監督責任の明確化を速やかに実行して再発防止に全力で取り組んでまいります。今回失った信頼を回復するため、クラブ一丸となって誠意ある行動を積み重ねてまいります」
この声明をもってクラブによる説明のすべてと位置づけた町田は、以来、記者会見などの機会を設けていない。それどころか懲罰を科された翌日の12月24日には、批判に対して新たな声明を発表してSNS上をさらに騒然とさせている。
「黒田監督及び弊クラブへの懲罰につきまして、パワハラについては認定されておりません。(中略)度を超えた誹謗中傷には、引き続き一切の証拠を保全すると同時に、随時開示請求を行っていき、然るべき法的措置を取って参りますので宜しくお願いします」

