「え?待って!それだけ?」球宴8度、GG賞10度の名三塁手アレナドがカージナルスからダイヤモンドバックスへ電撃トレード…カ軍が約41億円の年俸負担にファンはSNSで賛否!
5年間在籍しチームの顔ともいえるアレナドがセントルイスを去ることに「ノーラン、すべてに感謝します。あなたがいなくなるのは寂しいけど、これは起こらなければなりませんでした」「ノーラン、愛してるよ 何もかもありがとう」という感謝の意を伝えるポストが見られる一方でプロスペクト右腕を獲得できたものの、前所属のロッキーズが負担する500万ドル(約8億円)を除き、2600万ドル(約41億3000万円)も年俸を負担することへの球団への批判の声も少なくなかった。
「あなたたちは(相手に)騙されてカモられた上にまだ3000万ドル以上払い続けてるのかよ?」
「え、待って(年俸負担は)それだけ??? ただ彼を送って、お腕ひとつくらいのお金を受け取るだけ? 過去にもっとたくさん手に入れられたのになんでこんなことしたんだよ?」
もっとメリットのあるトレード交渉ができなかったのか、他にもっといいトレード話はなかったのか、というカージナルスの球団フロントへの批判だ。カージナルスは、今オフに、すでにソニー・グレイ、ウィルソン・コントレラスのベテラン2人をレッドソックスへトレードで放出、彼らの残りの年俸負担もあり、アレナドを含めて5400万ドル(約85億8000万円)を負担することになっている。
ただオフの情報に詳しい米サイト「トレード・ルーマーズ」は、「3人の元オールスター選手のトレードのためにこれほどの資金を消費するのは前例のないことだが、カージナルスは組織を一から再建し、選手育成部門、アナリティクススタッフ、その他チームの野球運営体制の近代化を目指す意図を明確にしている。同時に若くてコントロールしやすい選手たちにもメジャーで活躍する機会を与えている」との評価を与えている。
また獲得したマルティネスは、昨季シニアイヤーの15試合で防御率5.47だったが、対戦相手の32.3%を連続で打ち取っていてストレートは最速97マイル(約156キロ)。チェンジアップなど4種類の球種を持ち、同サイトは「カージナルスの再編された選手育成部門にとってまさに至宝の存在」と評価している。
一方ダイヤモンドバックスも、アレナドの堅実な守備には不安はないだろうが、昨季の不振から復活を遂げてくれるかどうかは賭けだろう。
前出の「トレード・ルーマーズ」は、昨季の四球率と三振率の悪さを指摘した上で、「ボールコンタクトのスキルは持っているが、打撃の衰退は著しい。成長するにはボール球に手を出さず、質の悪い凡打を減らす必要がある。ただ幸いなことに過去3年間で右打者の本塁打数が5番目に悪いブッシュスタジアムから、右打者にも中立的なチェイスフィールドに環境が変わるのはプラスだ」と見ている。

