WBC「332億円vs1.6億円」日豪戦で1点差負けの豪州を国内メディアが「名高い開催国に本物の恐怖を与えた」「国全体が誇りに思える試合」と評価…「グッズ売り場8時間待ち」熱狂ぶりも
約332億円vs約1億6000万円の戦いだったのだ。もちろん日本のトップは大谷の10年7億ドル(約1106億円)で、次が山本の12年3億2500万ドル(約514億円)、そして吉田の5年9000万ドル(約142億円)、鈴木の5年8500万ドル(約134億円)と続く。
一方、豪州の総年俸の大半を占めているのは、昨年ホワイトソックスで76万ドル(約1億2000万円)でプレーしたミード。この日は、2番・三塁でスタメン出場して4打数ノーヒットだった。
同メディアは「豪州は7回まで日本を1点リードし、守備でも素晴らしいプレーを見せ、最後のアウトまで粘り強く戦い、日本を倒すまであと一歩だった。もし勝っていれば、日本に対して2004年のアテネ五輪以来の勝利になるところだった」と伝えた。
また「今豪州代表の野球チームは世界最大級のスポーツ大会の一つで戦っているのに、ほとんどのオーストラリア人はそれに気づいていない」と嘆いた。
国内の登録選手は約3万4000人。オーストラリアンフットボールやクリケット、ラグビーに比べれば少ない。だが、国際舞台では着実にレベルアップ。1999年にはインターコンチネンタルカップの決勝でキューバを破って優勝し、2004年のアテネ五輪では、準決勝で日本を破って銀メダル。新型コロナが蔓延する前には世界ランキング6位まで上がったこともある。2023年の前大会でも韓国を破り初めて準々決勝に進出。最終的にはキューバに1点差で敗れた。今大会では台湾を破る番狂わせを演じている。
1番を打ったトラビス・バザーナは2024年のMLBドラフト1巡目指名選手で、現在、海外のプロ野球でプレーするオーストラリア人は30人以上、大学野球には約120人がいて同メディアは「もはや豪州はただ参加する国ではない」とした。
また別の記事で「WBCはいわば野球版のFIFAワールドカップ」「日本の国家的イベント」としてWBCの熱狂ぶりをこう伝えている。
「豪州対日本の試合のチケットには、38万人がオンラインに殺到したと報じられている。東京ドーム周辺のグッズショップは最大8時間待ち。さらに日本の天皇陛下が60年ぶりに試合を観戦。2023年の前大会での豪州対日本戦は、4000万人以上の日本人がテレビで視聴した。これはオーストラリアの総人口より多い」
そして記者会見場が約60人の記者で埋まり、この2週間で豪州代表の公式X(旧Twitter)に1500万人の訪問があり、その98%が日本からだったことを付け加えた。
豪州は今日9日の韓国戦に勝てば準々決勝進出が決定。負けても「4点差以内の敗戦で6失点以下」なら突破できる可能性がある。

