「ベネズエラ戦は最大の試練」米メディアが侍jを8強格付けで2位にするも厳しい見解…「守備より打撃優先は負ければ終わりの戦いで理想的ではない」の意見も
WBCのプールDの最終戦が11日(日本時間12日)にマイアミで行われ、ドミニカ共和国が一発攻勢でベネズエラを7-5で振り切り、日本の準々決勝(日本時間15日)の相手がベネズエラに決まった。出揃ったベスト8を格付けした「USAトゥデイ」は日本を2位としたが、ベネズエラ戦を「最大の障害」と位置づけ、米「ジ・アスレチック」は「守備より打撃優先の編成は負ければ終わりの試合では理想的ではない」と問題提起した。
先発は大谷キラーの左腕レンジャー・スアレス
準々決勝の相手がベネズエラに決まった。
超スター軍団のドミニカ共和国のメッツのファン・ソト、ブルージェイズのウラディミール・ゲレーロJr.、パドレスのフェルナンド・タティスJr.、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテに4回までに4発を浴びて7-3とリードを許した。それでも9回に2点を奪い、なお一死一、三塁の本塁打が出ればサヨナラとなる場面を作って追い詰めた。最後は2021年に大谷と争い本塁打王を獲得しているロイヤルズのサルバトール・ペレスが三塁併殺打に倒れゲームセット。敗れてなお強しの印象を抱いた。
TJスポ―ツによるとオマール・ロペス監督は、「優勝するには強いチームを倒さねばならない」と日本戦への決意を明かして先発にレンジャー・スアレスを登板させることを明かした。
フィリーズのエース左腕として昨季まで2年連続12勝をマーク。昨年のドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦では、3回からロングリリーフして大谷とは3度対戦し、2打席連続三振とセカンドゴロに打ち取った。翔平3打数無安打に封じるなど活躍し、シンカーで内角を攻めてチェンジアップという揺さぶりのパターンに大谷は苦しんだ。スアレスはオフに5年1億3000万ドル(約206億円)の大型契約をレッドソックスと結んだ。
日本はベネズエラに勝てるのか?
「USAトゥデイ」は出揃った8チームの格付けパワーランキングを発表。ドミニカ共和国を1位、日本を2位とした。
プールCでの日本の試合が米国時間では真夜中だったため「熱狂的ファンでもない限り、侍ジャパンは常に少しミステリアスな存在だ」とした上で、「圧倒的な強さを見せ、米国本土に乗り込んでくる。そして報道によれば、大谷翔平も無事に到着している。それだけでも十分脅威だが、今回の日本代表は非常にバランスの取れたチームにも見える」と評価した。大谷、鈴木誠也、吉田正尚がそれぞれ2本塁打をマークし、ホワイトソックスと契約した村上宗隆がチェコ戦で満塁本塁打を放ったことを紹介。そして台湾戦で先発した山本由伸を「カクタスリーグの時よりも明らかに調子が良さそうだ」との見解を示した。
だが、「決勝までの最大の障害はレンジャー・スアレスとロナルド・アクーニャJr.が率いるベネズエラだろう」と、この準々決勝に注目。「もしそこを突破すれば、決勝では米国かドミニカ共和国のどちらか一方に勝つだけでいい」と、イタリアとプエルトリコの勝者とぶつかる準決勝より、このベネズエラ戦を「最大の障害」と指摘した。
一方のベネズエラのランキングはイタリアがメキシコに勝ったことで、命拾いの8強進出を決めた米国に続く4位。
「メジャーリーグ級の豊富な人材を誇り、その層の厚さはドミニカ共和国と米国に次ぐ。しかし、WBCではまだ一度も決勝に進んだことがない。そのため今大会ではスーパースターたちの超人的な活躍が必要になる」
そう注文をつけた。

