「出て行け!」なぜフェルスタッペンは日本GP会見で英紙の記者に激怒したのか…アブダビGPでの質問?馬鹿にした笑み?…退出記者は「失望した。からかったわけではない」と反論
子どものころからF1のファンだったリチャーズ氏は、同メディアでF1担当記者になって10年以上のキャリアを持ち、フェルスタッペンへのインタビューも10回を超えているという。反論記事ではさらにこう綴っている。
「私とのやり取りの間、フェルスタッペンは終始笑みを浮かべていた。ただ単に力関係を楽しんでいただけなのかもしれない。それから2時間も経たないうちに、私のアドレスを突き止めた第三者から『問題はお前にある。F1における英国寄りの偏向報道の全責任を負え。有害なクソ野郎だ』とメールが届いた。私にとって一番居心地が悪いのは、この件を一人称で書いている現状だ。ジャーナリストは決して自分自身がニュースの主役になりたくないが、今回は避けられない。私は今でもフェルスタッペンを尊敬しており、将来はより良い関係を築きたいと願っているが、場合によっては困難で気まずい質問を投げかけなければならないときもある。それがこの仕事の特権に伴うものだと思っている」
同じく英国のモータースポーツ専門メディア『CRASH.net』は「今回の件についてレッドブルにコメントを求めたが、まだ返答はない」と断りを入れた上で、フェルスタッペンと英国メディアとの関係について次のように言及している。
「フェルスタッペンとレッドブルが、特に英国メディアに対して苛立ちを抱えたのは今回が初めてではない。たとえば彼が初めて世界チャンピオンを獲得した2021年の最終戦アブダビGP後に、同年のタイトルを『奪われた』と言及したルイス・ハミルトンのコメントを報じた英国の『sky sports』の取材を短期間ながらボイコットしている」
今季から導入されたF1の新レギュレーションに不満を募らせ、自社製パワーユニットを搭載した今季のマシンの不調にも苦しめられているフェルスタッペンは、29日に決勝が待つ日本GPでの5連覇へ暗雲が垂れ込めている。そこへ英国メディアとの確執という、コース外でも神経をピリピリさせる新たな懸念材料が加わった。

