「こんな試合を落としていたら勝つゲームがなくなる」広島が小園のミスにストッパー崩壊で9回に3点差を守れず阪神に悪夢の逆転負け…雨天の”5時間ゲーム”で昨季から連敗が「8」に伸びる
前出の評論家は「森浦は去年の後半のいい時期に比べると、まだ真っ直ぐもキレていないし、武器であるチェンジアップの落ちが悪い。調整不足だ。打者からすれば低めの変化球には、距離を作れるのでああやって反応できる。チェンジアップを2球続けるより、まだ1球余裕があったので、その前の近本を三振にとった高めのストレートで勝負すべきだったのでは?」と配球に疑問を投げかけた。
森浦は2日のヤクルト戦でも救援に失敗。逆転サヨナラ負けを演出してしまっている。前出の評論家が指摘するようにまだ調整不足なのかもしれないが、代役がいないのが苦しいカープの投手事情だ。
阪神はまだ岩崎、岩崎、ドリス、湯浅らが残っていたが、広島はルーキーの齊藤、赤木の2人に、益田、鈴木、4年目の辻しかいなかった。
オープン戦で結果を残した辻を延長10回のマウンドに送ったが、一死一塁から好調の木浪にライトスタンドへ勝ち越しの2ランを浴びた。
その裏は、ドリスに対して珍しい3者連続ファーストファウルフライに終わり、4連敗。対阪神には昨季から8連敗となった。
通算2勝15敗と天敵の大竹からは、4回に4安打を集中して2点を奪い逆転に成功した。阪神アレルギーを克服できたゲームだったが、ミスが流れを変え、両チームのブルペンの戦力差が最後は如実に出た。
「栗林、岡本らの先発転向で広島のブルペンがあまりにも弱くなった。打線を見ても大盛、中村の1、2番、佐々木の4番では、厭らしさや怖さがない。怪我で離脱した平川、勝田らルーキーを使い、一気に世代交代を推し進めようとしているチーム方針は理解できるが、こういう試合を落としているようでは、勝てるゲームがなくなる。2回の失点もミスが絡んでいる。隙を与えず、相手の隙を見逃さない。それが広島の伝統ではなかったか」
1-1で迎えた2回には、先発のターノックが木浪、坂本に連打を浴び、福島の打席で、雨によるマウンドコンディションの影響からか、投げる際にバランスを崩してボークをとられ二、三塁への進塁を許した。
二死をとり近本は、一塁ゴロに打ち取ったかに見えたが、ベースカバーが一塁ベースの直前で遅れて、勝ち越しのタイムリー内野安打となった。これも記録に残らないミスだ。
今日5日の先発は3月29日の中日戦でわずか1安打の95球完封の「マダックス」を演じた栗林。連敗ストップの救世主となれるのか。

