「球種のクセがバレていた」佐々木朗希の2被弾6失点の原因を捕手ラッシングが指摘…ロバーツ監督は「スコアほど悪い内容ではない」と評価も”女房”は「スプリットが安定しない」と苦言
ドジャースの佐々木朗希(24)が5日(日本時間6日)、敵地でのナショナルズ戦に今季2度目の先発マウンドに上がったが、5回で90球を投げ2被弾を含む5安打3四球5奪三振6失点と結果を残せなかった。大谷翔平(31)が3回の2号先制ソロと8回の決勝犠飛で援護するなど5点差をひっくり返しての大逆転勝利で敗戦投手は免れ、デーブ・ロバーツ監督(53)は「スコアほど悪い内容ではない」と評価した。しかし、2巡目以降につかまったことから捕手のダルトン・ラッシング(25)は、球種のクセがバレていた可能性や「スプリットが安定しない」などの課題を指摘した。
スライダーとカットボールを多用の配球
大谷の援護弾を無駄にした。
二刀流スターが昨季まで巨人で投げていたフォスター・グリフィンからバックスクリーン右へ先制の2号ソロを叩きこんだ直後の3回裏。佐々木は一死からジェームズ・ウッドを四球で歩かせ、二死となってから3番のルイス・ガルシアへの高めに投じた155キロのストレートを右中間に運ばれた。痛恨の逆転2ラン。
さらに4回も一死からCJエイブラムスに四球を与え、続くホルビト・ビバスの初球に盗塁を仕掛けられた。一度はアウトの判定が出たが、チャレンジでセーフに覆った。佐々木はそのビバスをカットボールで三振に仕留めたものの続くキーバート・ルイーズの打席でアクシデントに見舞われる。
一塁ゴロに打ち取ったかに見えたが、打球が不運には一塁ベースに当たって大きく跳ねて、フレディ・フリーマンの頭の上を超えるタイムリー内野安打となってしまったのだ。
映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」が伝えた試合後の囲み取材でロバーツ監督が「もしあの(ルイーズの)打球がベースに当たらなければイニングは終わっていたし、彼にとっては全く違う投球内容になっていた可能性もある」とした場面だ。
佐々木は、さらにホセ・テナにもヒットを許し、一、二塁とピンチが広がったところで昨季31本を放っている、今季ここまで打率1割台の三振か、本塁打かの超大砲、ウッドにカウント0-2からのスプリットを左中間へ放り込まれた。1-6と点差の広がる3ラン。その伝家の宝刀は落ちていなかった。
それでも佐々木は5回もマウンドに上がり、この回は三者凡退に抑えて、90球を投げきった。
雨が降る悪天候で試合開始が2時間10分遅れた。調整が難しい状況の中で、不安なはずの立ち上がりから2回まではゾーンで勝負ができていた。ナショナルズの早打ちにも助けられた。
ストレートは最速で159キロをマークしたが、平均球速は155.5キロで開幕初戦となった3月30日(同31日)のガーディアンズ戦の157.1キロからは落ちた。しかもスプリットがコントロールできなかったためか、先発転向に向けて取り組んだスライダーとカットボールを多投した。打線が二巡目以降は、低めのボールを見極められ、微妙なコントロールがなくなり球数が増えた。2つの被弾はいずれも失投で、ゲームを潰しかけた6失点は先発ローテーの資格を問われかねない大問題だ。

