レッドブルのリザーバーの角田裕毅が来季のF1復帰はハース?!(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
レッドブルのリザーバーの角田裕毅が来季のF1復帰はハース?!(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「角田裕毅のF1復帰計画は順調に進んでいる」ハースの不振セカンドシートに狙いを絞る?!

 今季からレッドブル及びレーシングブルズのリザーブ兼テストドライバーに降格した角田裕毅(25)が、来季のF1復帰へ向けてハースのシートに本格的に照準を定めたと英国のF1専門メディア『F1 OVERSTEER』が報じた。2戦を終えて獲得ポイントゼロと昨季から不振が続くエステバン・オコン(29、フランス)にチーム内で不満が高まっている状況に加えて、角田のファンを自認するハースの小松礼雄代表(50)の存在を受けて「角田の代理人は絶好のチャンスを嗅ぎ取った」と伝えた。同メディアはハースに続く候補としてアルピーヌを挙げている。

 ハースのエステバン・オコンが不振…アルピーヌがプランB

 日本GPの開幕が近づく中で、角田陣営の新たな動きが報じられた。
 英国のF1専門メディア『F1 OVERSTEER』は「来季のF1復帰を目指す角田の計画は順調に進んでいて実際に明るい兆しが見えつつある」として、角田陣営がハースのシート獲得に本格的に照準を定め始めていると報じた。
「今週末に故郷で開催される日本GPで、角田はピットサイドからの観戦を余儀なくされている。しかし、角田の代理人はF1復帰への近道として、ハースのオコンをターゲットにすえている。オコンは前戦の中国GP決勝で、アルピーヌのコラピントとのマシンと接触して10秒のタイムペナルティを受け、完走した15台の中で14位に終わった。開幕戦の豪州GPでは11位と、2戦を終えてポイントを獲得していないフランス人ドライバーが巻き返すための時間はもちろんまだ残されているが、オコンがグリッド上で最も立場が危ういドライバーの一人なのは誰が見ても明らかだ」
 昨季に続いてオコンとオリバー・ベアマン(英国)のコンビで臨んでいるハースは、2戦を終えたコンストラクターズランキング選手権で17ポイントを獲得。メルセデス、フェラーリ、マクラーレンに次ぐ4位につけていて、5位のレッドブルを5ポイント上回っている。そして、すべてのポイントを豪州GPで7位、中国GPでは5位に入賞し、中国GPスプリントでも8位に入った20歳のベアマンが獲得している。
 ベアマンは今季終了後に、ルイス・ハミルトン(英国)が契約満了を迎えるフェラーリへ移籍すると見られていた。しかし、優勝回数105回と歴代最多を誇る41歳のハミルトンが、ここまで豪州GPで4位、中国GPでは3位に入って約2年ぶりに、フェラーリ移籍後では初めて表彰台に立って復活を告げつつある。
 前出の『F1 OVERSTEER』は「ベアマンがフェラーリへ移籍する可能性は、ハミルトンの復活によって阻まれるかもしれない」とベアマンのハース残留を報じた一方で、オコンが置かれた立場を次のように伝えている。
「ベアマンの残留は角田にショックを与えるように思われるが、ハースのガレージ内に空席が生まれる可能性が急速に高まっている。ハースの代表を務める小松礼雄は、昨季のオコンが自身の期待に応えられなかったと公の場で認めている。オコンの苦戦は今季に入ってからも続いていて、F1へフル参戦して2年目で、経験値がはるかに浅いベアマンにすべての競争セッションで敗れている。ハース内部では、オコンがマシンのポテンシャルを最大限に引き出せていないとする不満がすでに高まっている、という情報もある。加えて小松は角田のファンを自認し、同胞ドライバーの実力を高く評価している。こうした状況から、角田の代理人は絶好のチャンスを嗅ぎ取ったようだ」

 

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