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近藤を見殺しにした立浪監督の采配に批判が殺到
近藤を見殺しにした立浪監督の采配に批判が殺到

中日がショッキングな1イニング10失点…62球の近藤を交代させず“見殺し”にした立浪采配にドラファンから怒りの声が殺到

 元タイトルホルダーの某プロ野球OBは、「問題の残った采配。これでプロ野球の監督の責任を果たしたと言えるのか」と立浪采配に疑問を呈した。
「敗色濃厚の試合で勝ちパターンの投手を無駄に使いたくないという首脳陣の考えもわかる。二死を取ったので、あと一人だけという気持ちもあったのだろう。だが、お金を払って見にきてくれているファンに対するプロとしての責任、近藤のメンタルも含めた“今後”などを考えると、5失点して四球を連続した段階で代えるべきだっただろう。3回を投げての62球と1回だけの62球では投手の肉体への負担はまったく違う。握力がなくなったかのように近藤はボールをコントロールできていなかった。アウトひとつを任せるのであれば、勝ちパターンの投手を使ってもダメージはそこまで残らない。映像でしかベンチの様子はわからないので間違っているのかもしれないが、コーチの場所も立浪監督から離れていて、交代を進言している様子も見られなかった。聞くところによると近藤はルーキーイヤーに左肩の故障に苦しんだ投手だという。なおさら投手コーチは近藤を守ってやるべきだったのではないか」
 今春の沖縄キャンプで立浪監督をインタビューした際に「すべての責任は監督にあるんです」「結果が出ないと監督が悪いんです。当然、それくらいの覚悟をもって戦います」という覚悟を口にしていた。そして、こうも語っていた。
「今は我慢する時期だと思っています。もちろん結果がすべての世界。勝たなければファンの方々に許してもらえないのかもしれないが、チームは、変わっていくんだという信念を持ってやっています。自分が批判されることはいいんです。何年後かに、“あのときああして良かったな”と、ファンの方々にも納得してもらえると思うし、今、その準備段階なんです」
 借金は27に膨らみ、すでに自力Vの可能性は消滅しているが、このままのペースで負けると27日にも完全V逸が決定してしまう。ドラファンはチームが変わっていく過程の苦しみだとは受け取っていないのかもしれない。
 セ・リーグの某監督は、「中日は試合前からどう戦うかの準備ができていないように感じる。控えを含めたメンバーを見た時点で負ける気がしない」という話をしていた。その象徴が近藤を“見殺し”にした1回10失点だったのか。ファンは勝ち負けよりも、ファイティングスピリットを失っているかのように見える、その戦う姿勢に失望しているのだろう。

 今日26日の横浜DeNAのチケットは通算2000本安打に王手をかけている大島の歴史的瞬間への期待と来場者への昇竜ユニホームのレプリカプレゼントもあり完売しているという。
(文責・ROSNPO編集部)

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