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横浜DeNAのエース今永昇太のポスティングによるメジャー挑戦が決まったと米敏腕記者が報道
横浜DeNAのエース今永昇太のポスティングによるメジャー挑戦が決まったと米敏腕記者が報道

横浜DeNA今永昇太が今オフにポスティングでメジャー挑戦か…米敏腕記者報道…メッツ、ヤンキースの獲得可能性や「FA市場で需要がある」などと米メディア報道もいきなり過熱

 横浜DeNAの今永昇太(30)が今オフにポスティングシステムでメジャーへ挑戦することが決まったと6日(日本時間7日)、MLBネットワークの敏腕記者であるジョン・モロシ氏が、X(旧ツイッター)で断定的に報じた。今永は2021年オフの契約更改で将来的にメジャーに挑戦したい考えがあることを明かし、昨年オフの契約更改では単年契約を結んでいた。今永へのメジャーの高い評価を示すように早くも記事を追いかけた米メディアがメッツやヤンキースの獲得の可能性やFA市場に与える影響などを伝えるなど報道が過熱する騒ぎとなっている。横浜DeNAの今後の対応が注目される。

 オリックス山本由伸にもポスティングによるメジャー挑戦の可能性

 

 エースの今永が広島戦で122球の熱投も実らず6戦連続で勝ち星から見放されたショッキングな夜の数時間後…衝撃的な投稿が米国から発信された。敏腕記者で知られ、その情報に信頼がおかれるMLBネットワークのジョン・モロシ記者が、「今永の今オフポスティングによるメジャー挑戦が決定した」とX(旧ツイッター)に投稿したのだ。「今永はWBCで金メダルを獲得。奪三振と与四球の比率はキャリア最高の8.21としている」と説明。さらにモロシ記者は「今永は獲得可能な日本プロ野球のトップスター選手として山本由伸に加わる」とも記し、同じくメジャー挑戦を希望しているオリックスの山本由伸も今オフにポスティングによるメジャー移籍の可能性が高いことを示唆した。
 情報源などは明らかにされていなかったが、複数の米メディアが、このニュースに信憑性があると判断して追いかけた。早くも獲得の可能性のあるチームの情報や今オフのFA市場に与える影響までが過熱報道される“騒ぎ”となった。
 米CBSスポーツは、「報道によると日本人投手の今永がWBCのチームメートの山本と共にMLBへポスティングされることになる」との見出しを取り「今永は素晴らしい右腕、山本(オリックス)や、韓国の外野手、李政厚(イ・ジョンフ、KBOのキウム・ヒーローズ)に加わり、この冬に獲得可能となる注目すべきアジア野球のスター選手の1人になることになる」と伝えた。
 同サイトは今永の成績やポスティングシステムについて触れつつ、レンジャーズ、フィリーズ、カージナルス、ダイヤモンドバックス、レッズ、メッツ、ブルージェイズの7チームが今永の投球チェックのため日本にスカウトを送ったことを紹介。「これらのチームは移籍先としてある程度理にかなっている」と記した。
 ニューヨークのスポーツテレビ局SNYも「メッツは今オフにポスティングされることになるだろう日本のエース右腕、山本に対して夢中だった。しかし、獲得可能で高い評価を受ける日本の投手は山本だけではない」として、モロシ記者の報道を引用した。同局は今永の今季成績を紹介しつつ、「四球率も極めて低く、キャリア最高の9イニングあたりで1.3としている」と評価。
「メッツは山本の移籍先の最有力チームの1つとして見られているが、3人に空きが出る先発ローテーを埋めることを見越して今永にも目を向けることになっても驚きとはならない。ビリー・エプラーGMは、大谷翔平(エンゼルス時代にエプラーが獲得)や千賀滉大を含め、日本選手をスカウトして契約してきた経歴がある。ルイス・セベリーノがFAとなるヤンキースも、今永の移籍先として理にかなっているかもしれない」とメッツ、ヤンキースの今永獲得の可能性を伝えた。

 

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