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楽天の三木監督の電撃休養は三木谷オーナーの決断だったのか?
楽天の三木監督の電撃休養は三木谷オーナーの決断だったのか?

「三木谷に長期ビジョンはあるのか」楽天の三木監督が電撃休養で塩川ヘッドが監督代行…球界大御所が語っていた問題点とは?

 楽天が10日未明、三木肇監督(49)の休養を発表した。今日10日の本拠地での巨人との第2戦からは塩川達也ヘッドコーチ(43)が監督代行を務める。楽天は9日の巨人戦に2―8で完敗して4連敗。交流戦の成績は2勝10敗で、リーグ戦の借金は15に膨らみ5位のロッテと7ゲーム差の最下位に沈んでいた。

 2018年の梨田氏以来の途中休養

 楽天が「深夜1時」に異例の決断を下した。本拠地での巨人戦に2-8で完敗して連敗が「4」に伸び、借金が15に膨らむと、日付が変わった10日の午前1時に昨年から1軍監督として再登板して2年目の三木監督と双方協議の上合意し、途中休養を決めたのだ。
 三木監督が指揮を執る最後の試合となった巨人戦は、元楽天の則本に6回まで無得点に抑えられ、先発の荘司は3発を浴びてKOされた。2回に一死一、三塁の先制機を作ったが、打者太田の初球にセーフティスクイズを仕掛けたものの、投手の正面に転がり、三塁走者の黒川がゴーかストップかの判断を誤って、ホームへ暴走。クロスプレーにもならずにアウトとなった。監督、コーチの指示の不徹底をまた露呈した。
 今季の楽天は誤算続きだった。
 オープン戦の終盤に昨季ベストナインに輝いた2年目のドラフト1位の宗山が左手首を痛めて開幕アウト。鳴り物入りでメジャーから凱旋帰国した前田健太が1勝もできずにファーム調整となり、昨年6月に加入してチーム最多の13本塁打を放ち、2年目の今季の飛躍を期待されたボイトが、打率1割台、0本塁打の大不振で1軍と2軍をいったりきたりで戦力とならず、さらに登板過多となった中継ぎ陣が崩壊した。
 交流戦前の5月23日に2軍で指導していた山下勝巳打撃コーチを1軍に昇格させ、交流戦開幕カードの中日戦に連敗すると、同28日の試合前に三木谷浩史オーナーがベンチを訪れて異例の激励を行ったが、結局、悪夢の6連敗スタートとなった。
 6月2日の横浜DeNA戦からは鈴木大地をキャプテンに就任させたものの、4日の横浜DeNA戦では、7点のリードがありながら、8回につぎ込んだ柴田、加治屋、津留崎の3投手が7失点で同点に追いつかれ、9回に6番手の西垣のサヨナラ暴投で敗れるという衝撃の敗戦を味わった。
 翌5日には1軍の小野寺力投手コーチと2軍の青山浩二投手コーチを配置転換したが、チーム状況は好転せずに交流戦、リーグ戦共に最下位から脱出することはできていなかった。
 巨人OBでヤクルト、西武で監督としてチームを日本一に導き、ロッテでは日本初のGMを務めた広岡達朗氏は、楽天のチーム運営に疑問を抱き、かつてこんな話をしていた。
「楽天が球団を持ったとき、三木谷から相談を受けてアドバイスをしたことがある。長期ビジョンを描き、選手を育てること、それには教育のできる監督、コーチが必要でまた若いコーチを育てていくことも大事だという話をした。だが勝ったのは星野が監督をした一度だけ。結局、三木谷が我慢できず、監督をとっかえひっかえしてきた。1年で交代した監督は何人いるんだ?」

 

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