• HOME
  • 記事
  • 格闘技
  • 「ブレイキングダウンはあっていい。批判している人達は自分が偽物だって言っているのと同じ」1.28ONE参戦の青木真也が激白した朝倉未来プロデュースBDの賛否と格闘技界の未来
1.28有明の「ONE165」に参戦する“モノ言う”格闘家の青木真也が激白
1.28有明の「ONE165」に参戦する“モノ言う”格闘家の青木真也が激白

「ブレイキングダウンはあっていい。批判している人達は自分が偽物だって言っているのと同じ」1.28ONE参戦の青木真也が激白した朝倉未来プロデュースBDの賛否と格闘技界の未来

 そして今話題となっているのが、朝倉未来がプロデュースしている1分間の戦いのブレイキングダウン。RIZIN初代フライ級王者で独自の格闘技イベントを立ち上げた堀口恭司や、元K-1王者の魔裟斗氏が警鐘を鳴らすなど、格闘技なのか、素人の喧嘩の延長なのか、エンタメなのか、賛否のあるイベントだが、今現在の格闘技の盛り上がりを最もリードしているのは間違いない。
 青木は「ブレイキングダウンを否定はしていない。むしろあっていい」と支持した。
「昔でいうセーフティネットじゃないか。ダメな奴の救いの場となっている。あれがないとどこいくの?外で暴れられても困る。あれに救われている人がいると思う。だから、あれはあれで悪いとは思っていない」
 タトゥーを入れた喧嘩自慢や不良自慢が多く参戦しており、実際、逮捕者まで出ていて、そこには多くの問題が残るが、青木は、ブレイキングダウンの底辺の広さを認めている。格闘技界というピラミッドの頂点にUFCがあり、その次の層にONE、ベラトール、RIZINらが位置するのであれば、その底辺のグラスツール的なところにあるのがブレイキングダウンで、しかも、そこにエンタメ性を加え、イベントとして立派に成立させていることを評価しているのである。
 だから批判はしない。
「批判してもしょうがない。だって自分たちと違うからね。コンプレックスはない。本当は弱いのに有名になっちゃってどうしよう?っていうコンプレックスがないからね。僕は自分のやっていることに自信があるから。(批判を)する必要もない。ああ、そんなことをやっているんだなと見ているだけ」
――ブレイキングダウン批判を繰り広げる人たちはコンプレックスの持ち主ってことですか?
「自分が偽物だと言ってるのと同じなんだよ。オレたちこそ本物と言っていることこそ、実は本物じゃない」
――私も批判するつもりはないけれど、“本物”の格闘技とブレイキングダウンがごっちゃ混ぜにされていることや、ブレキングダウンの方向性に格闘技界全体が引っ張られているとしたら問題はあると思う。青木さんが考える格闘技界が向かうべき正しい方向とは?
「知ったこっちゃない(笑)。どうでもいい」
ーー身もふたもない(笑)。
「向かっていくべきところなんてなくたって悪いことじゃない。今の時代に向かっていくところなんてないんですよ。みんなスマホの世界で生きているんだから、目標や、何がいいかを自分で見つけなきゃいけない」
―青木さんが、それを提案する気は?
「提案してとしてもそうはならない。多様性の時代。人によって向かう場所は違う」
――では青木さんはどこへ向かう?
「ONEがどうなろうが、格闘技界がどうなろうか、知ったことじゃない。簡単に言うと自分ロード、青木真也の旅だね。青木真也が何をしたいかを追求したい」
 1.28有明アリーナ「ONE165」でのノースカット戦で異端の格闘家は「青木ロードとは何か」を示してくれるのだろうか。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

関連記事一覧