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ベッツ(左)が水谷通訳が解雇となった大谷翔平のメンタルを危惧(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
ベッツ(左)が水谷通訳が解雇となった大谷翔平のメンタルを危惧(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

ベッツが危惧する水原通訳解雇”ショック”による大谷翔平のメンタル「ショウヘイが大丈夫であればと願っている」…ド軍の敗戦に影響はあったのか?

 そしてハイライトは8回だった。11-12と1点差に迫り、なお二死二塁で大谷に最後の打席が回ってきたのだ。一発が出れば逆転だったが、一塁ゴロ。
 それでも韓国メディア「OSEN」が、「『7億ドルのメンタリティは違う』通訳のの裏切りを乗り越える!大谷が175km弾+得点+打点…ソウルシリーズを制覇」との見出しで伝えるなど、水原ショックの影響はないように見えた。
 ロバーツ監督は「水原通訳の問題があったが、選手のパフォーマンスに問題はなかった」と語っている。
 だが、ロサンゼルスタイムズ紙によると「ドジャース球団にいる多くの人がこの24時間に起きた鞭で打たれたような出来事によってショックを受けたように見えた。即座にソーシャルメディアで激しい臆測を呼んでいるこの問題について話すことをためらっていた」との空気がロッカー内に充満していたという。
 試合後のロッカー内では、2人の広報担当が大谷を”護衛”して取材には応じさせず、大谷はただ一言「お疲れ様」と発しただけだったという。
 その中でこの問題について口を開いたのは、5回の1号2ランを含む5打数4安打6打点の大暴れをしたベッツだった。あと三塁打が1本出ればサイクル安打達成だった。2018年のMVPで首位打者。チームの顔の1人だ。
「「(水原通訳の解雇問題)余波は人それぞれだと思う。(感情をコントロールするのは)難しくなかった」
 ベッツも水原解雇問題のチームへの影響を否定した上で、こう続けた。
「ショウヘイが大丈夫であればと願っている。ただ、結局、最後は自分たちの仕事をしっかりしなければならない。言ったように、どんなカードが配られようとそれでプレーをしなければならないんだ」
 大谷のメンタルを危惧しての応援メッセージである。
 水原通訳は、チームのメンバーとのコミュニケーションをとる媒介役を務め、ときには、運転手、ときにはトレーニングパートナーなど大谷を6年間にわたって公私にわたってサポートしてきた。新天地のドジャースだけになおさら水原通訳の力が必要だった。それがわかっているだけにベッツも影響を危惧したのだろう。
 米メディア「ジ・アスレチック」によれば「大谷は現在メジャーリーグ機構からの処分の対象になく、リーグ情報筋によると、MLBは州検察官からの連絡も受けていない。MLB選手会はコメントを控え、大谷の代理人のネズ・バレロ氏も複数回のコメント要請を拒否した」という。
 ただ今回の問題の真相が明らかになるまで大谷が、野球に集中する環境を作るのは難しいのかもしれない。

 

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