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ベッツ(左)が水谷通訳が解雇となった大谷翔平のメンタルを危惧(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
ベッツ(左)が水谷通訳が解雇となった大谷翔平のメンタルを危惧(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

ベッツが危惧する水原通訳解雇”ショック”による大谷翔平のメンタル「ショウヘイが大丈夫であればと願っている」…ド軍の敗戦に影響はあったのか?

 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が違法のスポーツ賭博に関与して大谷の資金を窃盗した疑惑で解雇された問題が、チームを襲い、21日に韓国ソウルで行われたパドレスとの開幕第2戦に11ー15で敗れた。デイブ・ロバーツ監督(51)が「ノーコメント」を貫く異様なムードの中、大谷は5打数1安打1打点の結果を残し、松井裕樹(28)との対戦では、もう少しで今季1号となる大飛球を放つなどしたが、ド軍の顔であり、今季1号を含む4安打6打点と暴れたムーキー・ベッツ(31)は「大谷が大丈夫であることを願っている」と精神的な影響を危惧する言葉を残した。

 試合前は異様なムード

 水原解雇ショックがチームを襲った。
 ロバーツ監督の試合前会見では、水原通訳が解雇された問題についての質問が飛んだが、
「ノーコメント。それについては何も言えない」と繰り返し口をつぐんだ。
 一心同体の相棒として公私にわたりタッグを組み、ベンチ内では、アイパッドを使ってデータをピックアップするなど水原通訳に支えられてきた大谷への影響が心配されたが、その点については「大谷は今日もプレーする。通訳は確保済み。今日の試合に影響するとは思わない。もちろん大谷は何の心配もなくプレーの準備ができている」と問題がないことを強調した。
 試合前のベンチ前には午後3時頃から報道陣が群がり異様な雰囲気だったという。
 ワシントンポスト紙は「フィールドは陰気な空気だった」と伝えた。それは水原通訳の解雇に至る背景に多くの疑念が飛び交ったからだ。
 大谷の弁護士事務所は、「大谷が大規模な窃盗の被害者であることが判明し、この問題を当局に告発した」との声明を出した。だが、ESPNの報道では、19日に水原通訳をインタビューしたところ、違法なスポーツ賭博で450万ドル(約6億7000万円)もの借金を作って返済に困り、大谷に助けを求め「二度としない」との約束のもと借金を肩代わりしてもらい大谷が目の前で送金手続きをしたという話が明らかになった。だが、翌20日に水原通訳は「大谷選手は自分のギャンブル活動、借金、返済努力について何も知らなかった」と、すべての発言を撤回した。
 ワシントンポスト紙によると「記者、チーム関係者などの間の会話では『大谷がどれだけ知っていたのか。いつそれを知ったのか、あるいは彼がどれだけ関わっていたのか』などについての英語、スペイン語、日本語、韓国語での断片的な話が聞こえてきた。ただ、水原氏を含めて誰もが大谷に賭博の疑惑は向けていない」という。
 結局、ドジャースの練習時間終了になっても大谷はフィールドに姿を現さなかった。
 試合は大荒れになった。メジャーデビューとなった山本が1回にまさかの4安打5失点。制球が定まらず、オリックス時代に3年連続4冠を果たした姿に程遠かった。 
 ベンチ入りの通訳が1人に制限されているため、本来なら通訳は水原氏が担当する予定だったが、急きょ、前田健太の通訳経験のあるアイアトン氏に交代した。試合後、山本は水原通訳解雇の影響について聞かれ「今日はグランドにいたので話す時間もありませんでしたし情報もありませんでした」と否定している。
 「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、その裏一死からライト前ヒットで出塁し、スミスの二塁打でホームに還ってきた。2回の第2打席には一死二、三塁でライトに犠牲フライを打ち、最低限の仕事をやってのけた。ゲームは、ドジャース打線が奮起したことで、大乱打戦となり、8-12で、迎えた7回一死では、パドレスのシルト監督が動き、大谷に対して、ワンポイントに左腕の松井をぶつけてきた。その初球。低めのゾーンへのスライダーを捉えた打球は、右中間に舞い上がった。フェンス手前でタティスJrに捕られたが、全米なら30球場中、13の球場で本塁打になっていた飛距離だったという。

 

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