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RIZIN5.4東京ドームにメイウェザーの緊急参戦の可能性が急浮上した(写真・ロイター/アフロ)
RIZIN5.4東京ドームにメイウェザーの緊急参戦の可能性が急浮上した(写真・ロイター/アフロ)

朝倉未来―平本蓮中止で大ピンチのRIZINの5.4東京ドーム「THE MATCH2」にメイウェザーの緊急参戦プランが急浮上…気になる対戦相手は?

 その戦いに刺激を受けたのが、かつてパッキャオと「世紀の一戦」を戦い、判定勝利したメイウェザー。榊原CEOは、メイウェザーから「安保と戦いたい」とのメッセージが届いていたことを明かしている。
 パッキャオ戦で評価が急上昇した安保は、当初、昨年大晦日にトラブルメーカーでインフルエンサーでもある元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(米国)と対戦する予定だった。ガルシアは安保とパッキャオ戦の後のリングに上がり、対戦を要求していた。日米で大々的にプロモーションを展開。ガルシアの上をいく安保のトラッシュトークが全米でも話題になった。しかし、残念なことにガルシアの怪我で、試合は延期となり、そのガルシアは、WBC世界スーパーライト級王者のデヴィン・ヘイニー(米国)戦のドーピング検査で陽性反応が出て1年のライセンス停止処分を受けていたが、ついに解除され、ボクシング復帰が決まった。5月2日にニューヨークで元WBA世界スーパーライト級王者のローリー・ロメロ(米国)と対戦する予定でプロモーションも始まった。その興行にはヘイニーのカードも組まれており、両者が共に勝ち進めば、秋にも再戦がマッチメイクされる予定で、もう安保とのエキシビションマッチは完全に消滅した。
 安保はボクシングの国内の現役の世界ランカーとスパーを敢行するなど準備をしていただけにメイウェザー戦が決まれば、ガルシア戦以上にモチベーションはアップするだろう。体格差もあり、エキシビションでメイウェザーに初黒星をつける可能性がないわけではない。
 現在、米国でトレーニング中の安保は、Xにバキバキの肉体と共に「歴史を塗り替える準備中」という意味深なメッセージをポストしている。
 そしてもう一人対戦候補は、スキンヘッドのメイウェザーを「まるこめ」呼ばわりして、対戦を熱望してきた皇治だろう。2022年の「超RIZIN」では、朝倉―メイウェザーのアンダーカードで、メイウェザーの巨漢のボディーガードであるジジ(米国)とボクシングルールのエキシビションで対戦して3ラウンドTKO勝利。同年11月には、ドバイで開催されたボクシングイベントで、メイウェザーの愛弟子の一人であるジャハン・イングラム(米国)と、またボクシングルールのエキシビションマッチで対戦して引き分けている。“本丸”のメイウェザーに徐々に近づいている皇治にとっては、今回は絶好の機会となる。皇治は6日、XにRIZIN事務所を訪れて打合せをしたことを報告した。これも意味深な行動だ。
 RIZINは本日午後1時より「THE MATCH2」に関しての緊急記者会見を開く。平本ー朝倉戦の中止で、ピンチに追い込まれているRIZINがどんなサプライズカードを発表するのか注目が集まる。

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